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18時間目 ページ19

カルマside




カルマ「A!!!」


貴「…かるっ…ま」ギュッ








近づくと抱きついてきたその体は









すごい震えていて









冷たかった









貴「…怖かった、」泣


カルマ「…遅くなってごめん」









俺の中で泣き崩れるA









俺ってこんなに弱いんだ









好きな子1人も護れないんだ









そう思い知った









でも、その前に









カルマ「A、これ、着て?」









視線を逸らしながらカーディガンを渡す









貴「なん、で?」


カルマ「…いいから」






無理やりAに渡し着させる









貴「…ぽかぽかする…」






そう言って泣き疲れたのか








俺の胸の中にスポりと









倒れ込み寝出すA









ほんと俺弱いな









渚「カルマくん!」


茅野「A…大丈夫?」


カルマ「うん、泣き疲れちゃったみたい」


殺せんせー「ともかく無事でよかったです
さぁ、宿に帰りましょう」


「「「「はーい」」」」









俺は皆の後ろをAを背負い歩いた

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作者名:りんご | 作成日時:2018年12月13日 13時

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