リクエスト ページ12
この日の三途は絡んできた連中をシめていた。
「···チッ、」
『アンタ何してんのよ』
「あ"？」
先ほどシめた奴らの仲間かと身構える三途。
『そんなに警戒しないでちょうだい。アタシはあなたの敵じゃないわ』
両手を上げ、敵でないことを示すAに対し、まだ警戒は溶けていないようだ。
『そんな事よりも、、、アンタ、顔に怪我してんじゃないの！』
「は？って、ちょ、触んじゃ、ねぇ！」
『抵抗したって無駄よ。騒いでないで黙って着いてきなさい！』
急に傷口を触られ抵抗しようとしたがA自慢のリンゴをも綿あめのように握り潰すほどの握力で両手を拘束され、無理矢理家に連行されてしまう三途。
······可哀想に。
『さ、着いたわ。入ってすぐ右に洗面台があってそこに一色揃ってるから、自分で少し手当して来なさい。慣れているんでしょう？』
「···」
先程手を握られた感覚からかコイツには敵わないと悟ったのか何も言わずに指示通り動く三途。
『···じゃあアタシも準備しましょうかしらね』
今回は何にしましょうかしら。元々顔のパーツはアタシが見てきた中でも群を抜いてる。
まつ毛はバサバサだし小顔で、髪の質もいいわ。
···ほんっと、レオナ並に憎たらしいほど羨ましい顔ね。
「··終わり、ました。」
『あら本当？随分と早かったわね。』
どうしようかと考えている内に終わったようでAに話し掛けてきた。
『ん〜、どうしようかしら。
ねぇアンタ。』
「三途。」
『え？』
「名前、三途、春千代ッス、」
『！···そう、御丁寧にありがとう。
じゃあ春千代、アンタスカートかパンツ、どれが良い？』
初めて会った時よりか、気を許して貰えたと受け取って良いのよね？
「······パンツ」
急な問にも答えてくれるほどには警戒を解いてくれた。
『そう、じゃあスカートでいいわね』
「え、」
パンツと答えたにも関わらずスカートだと言われたのはさすがの三途も驚いた様だ。
『嘘よ、パンツね、
···んじゃあ春千代は幼めもいいけど今回はＹシャツにベストにスーツ、は無い方がいいわね、
でスラックス、これでいいわね、』
「？あの、なんの···」
『ルーク！来なさい！』
三途が話していることを構わずに大きい声を出しルークを呼ぶA。
今回の犠牲者は三途春千代のようだ。
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寝蜘蛛＊ - 春千夜可愛かったです！できれば灰谷兄弟も絡んで欲しいです。更新頑張ってください。 (2022年3月3日 0時) (
レス) @page18 id: d49ff9d566 (このIDを非表示/違反報告)
hijirichan4224(プロフ) - リクエストです！場地くんと千冬、一虎が推しなので、この3人との絡みが見たいです！ (2022年2月22日 0時) (レス) @page17 id: f9e6be770b (このIDを非表示/違反報告)
華 - いえ！こちらこそ素敵な話にしてくれてありがとうございました！ もう推しと推しの絡みが見れて とても満足です！ (2022年1月3日 17時) (レス) @page15 id: a19f9ab121 (このIDを非表示/違反報告)
華 - リクエストです！ イザナくんとの絡みが見たいです！ お願いします！ (2022年1月1日 23時) (レス) id: a19f9ab121 (このIDを非表示/違反報告)
華 - 大丈夫です！ 寧ろ長い方が楽しみが増えるので 大好きです！ 気長に待ってます (2021年12月31日 22時) (レス) @page14 id: a19f9ab121 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のの | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時：2021年11月23日 19時
