#智・翔 ページ9
上半身を起こして、自分に凭れさせたら、弱々しく振り向いたから身体の向きを変えて、抱き締める。
抱き締めると伝わってくる、すごい熱…
智「だいじょーぶ、だいじょーぶ。」
潤「…んっ…んーっ…」
智「辛いねぇ…」
翔「汗すごいし、着替えさせたほうがいいかも。座薬も入れてやりたいし、」
智「一旦、リビング行こっか。辛いけど、ちょっと動くよー。」
釣りで鍛えた筋肉があるからね、ちょっとの距離なら今の松潤は抱えられる。
ちょっと動くたびに、んーんー唸ってる…
翔「相葉くん、替えのシーツある？」
雅「んー、多分あったはずだけど、」
翔「ベッドの、替えてもらってい？」
雅「うん、了解。」
ニノがリビングに敷いてくれた、布団の上で松潤を抱える。
和「座薬と体温計です。」
翔「ありがとね。体温計、挟むね。」
潤「…んっ…っ」
智「大丈夫、大丈夫。熱計るだけだけだよ。」
“ピピピっ…”
翔「…嘘⁉…39.3…」
そりゃ、辛いわ…
かわいそうに…
翔「パパッと着替えさせちゃおうか。」
和「はい。潤くん、ごめんね。ちょっと横になっててね。」
この体制じゃ、着替えさせられないから、唸る松潤を、布団に横にする。
翔サイド
タオルで汗を拭きながら、服を着替えさて、そのまま座薬を入れる。
高い熱で、力も入ってないからすぐ入れられた。
潤「…ハァハァ…」
何も分からない状況で、座薬を入れられたからか、過呼吸になりかけてる松潤を、智くんが慌てて落ち着かせる。
智「ごめんごめん、嫌だったねー。もうやらないから、」
潤「ハァハァ…ハァハァっ」
智「だいじょーぶ、スーハーしようね。」
呼吸が苦しそうな松潤を見ても、動揺しないで、優しく声をかける智くんは、やっぱりさすがだと思う。
午前9時をまわったところ。
相葉くんとニノが、松潤を気にしながらも仕事に行った。
呼吸が落ち着いた松潤は、智くんの腕の中でウトウトしてる。
何回か、布団に寝かせようとしたんだけど、その度に呼吸が乱れるから、ずっと智くんの腕の中。
智「いるからね、大丈夫。寝ちゃいな？」
智くんが松潤の胸元をポンポンしながら、耳元で声をかける。
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さくら(プロフ) - 空さん» はじめまして。コメント、ありがとうございます！コメントもらえると、ほんとに嬉しいんです(*´∀｀)頑張ります！ (2018年8月17日 21時) (
レス) id: 88d13a9eaa (このIDを非表示/違反報告)
空 - はじめまして。このお話を読ませてもらいました。こんないいお話があったとは、驚きました。今日一気に読んだばかりなので、これから応援させていただきます。頑張ってください。 (2018年8月17日 16時) (レス) id: 89b8860bce (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - つ む ぐさん» えっ！つむぐさん読んでくれたんですか！？ビックリです。コメントありがとうございます。嬉しいです！！ (2018年8月11日 15時) (レス) id: 88d13a9eaa (このIDを非表示/違反報告)
つ む ぐ(プロフ) - さくらさんこんにちは！season1から読ませていただきました！面白くて昨夜一気読みしちゃいました笑。続き楽しみにしてますね(^^) (2018年8月11日 10時) (レス) id: cfd42291d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら | 作成日時：2018年8月7日 21時
