#翔 ページ25
翔「あのさ、ジュニアの時の俺、怖くなかった？」
不良ぽかったし、松潤の家庭のことがあったなら余計に…
潤「んー、翔くんが最初だったからなぁ」
翔「なにが？」
潤「覚えてないかもだけど、俺の体の傷見て、何も言わなかったの。」
翔「…ごめん。覚えてない。」
潤「全然。着替える時にね、俺体にあざがあって、他のジュニアはみんなどうしたの？とかかわいそうとか言うんだけど、翔くんは何も言わなかったから。」
そうだったか？…
潤「俺に対して、普通に接してくれたんだよ。」
翔「ふつう？」
潤「うん。ろくに食べてなかったから、背も小さいし体も細いし。友達とかいなかったから、世間知らずで。みんな可愛いとか、ちっちゃいとか。今思えば、みんな悪気はなかったんだろうけど。」
翔「そっか…」
潤「その時の俺は、そういう事言う人みんな、敵に見えたんだよね…」
潤「でも翔くんはさ、いい意味で俺に表面上冷たかったじゃん？」
翔「…そうだったね…」
いい意味なのかは疑問だけど…
潤「おれが急に泣き出しても、何も言わなかったし？」
潤「でも、一緒にいてくれたし？優しかったから。」
俺は、松潤が可愛いかったからなぁ…
懐かれて嬉しかったし…
俺のこと怖がらずに、話しかけてくる後輩も珍しかったし。
潤「兄貴気質なんだよ。翔くんは。」
まぁ、弟と妹がいたのもあるからそうかも。
潤「もっと言うと、翔くんの次に俺に普通だったのが、ニノなの。」
翔「そうだったんだ。」
潤「相葉くんは、最初はいろいろ気にしてたみたいだけど、ニノが何か言ってくれたみたいで、途中からは普通に。」
翔「じゃあ、智くんも？」
潤「んーん。リーダーはね、今とは全然違って。」
潤「リーダーと初めて会ったとき、おれ歳上のジュニアに何か言われて怖くて泣き出して。そしたら、リーダーがおれのこといきなり抱き締めて、そのジュニア達のこと睨んで、消えろって。」
翔「こわっ」
潤「そうそ、怖かったの。最初はおれも怖くて震えが止まんなかったけど、それでも離してくれないからそのうち慣れたよね(笑)」
翔「へぇ(笑)」
潤「不思議な包容力がある人なんだよね。」
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さくら(プロフ) - 空さん» はじめまして。コメント、ありがとうございます！コメントもらえると、ほんとに嬉しいんです(*´∀｀)頑張ります！ (2018年8月17日 21時) (
レス) id: 88d13a9eaa (このIDを非表示/違反報告)
空 - はじめまして。このお話を読ませてもらいました。こんないいお話があったとは、驚きました。今日一気に読んだばかりなので、これから応援させていただきます。頑張ってください。 (2018年8月17日 16時) (レス) id: 89b8860bce (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - つ む ぐさん» えっ！つむぐさん読んでくれたんですか！？ビックリです。コメントありがとうございます。嬉しいです！！ (2018年8月11日 15時) (レス) id: 88d13a9eaa (このIDを非表示/違反報告)
つ む ぐ(プロフ) - さくらさんこんにちは！season1から読ませていただきました！面白くて昨夜一気読みしちゃいました笑。続き楽しみにしてますね(^^) (2018年8月11日 10時) (レス) id: cfd42291d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら | 作成日時：2018年8月7日 21時
