#翔 ページ41
落合さんの言葉に、安心したように頷くと、そのまま目を閉じた…
落合「寝ちゃいましたかね。」
翔「そう、みたいですね。」
落合「きっと、自分が弱いのがいけないと思ってたんだと思います。」
そんなわけなけないのに…
落合「子供の頃も、同じように考えて、泣かないし笑わない。感情を出さなくなってしまったことがあります。」
翔「…今は、毎日のように泣いてるんですけど…」
落合「泣けるってことは、皆さんの愛が伝わってるってことです。」
そっか、いい事なんだ…
それからしばらく、落合さんと話した。
そして、俺と松潤が繋いでる手を見て、泣きそうな顔で、「よかったね、えらいね、潤くん。潤くんは幸せだ。」って松潤の頭を撫でた。
どういうことかと思っていると、
「子供の頃、頑張って立ち上って、みなさんと出会えて幸せだと思いますよ。」
って、松潤に向けた優しい笑顔のまま、俺に一礼して車を降りて行ってしまった。
翔「またいっぱい笑おうな、」
松潤の頬の涙を拭ってから、車を出す。
もう、智くんいるかな。
病院からは割と近いとこを選んだからすぐ着く。
あ、いた。
こっちに気付いて手を振ってる。
翔「ごめん、お待たせ。」
智「んーん、ありがと。大丈夫？」
なにが？って顔してたんだろうね。
智「泣いたでしょ？松潤も。翔ちゃんも。」
確かに、車運転しながらちょっとだけ泣いた。
すごい観察力…
智「あ、松潤起きたよ。」
助手席で、目をこすってる松潤が。
智「ふふ、おはよ。」
潤「…ん…ぁ…りぃだぁ…」
智「ちゃんと行ってきたんだってねー。えらいえらい。」
潤「…ん…」
翔「ほら、松潤見てみ？俺らの新居。」
潤「…？…わぁ…」
口開けて、目を丸くして。
そんな、松潤の素直な反応が可愛くて、智くんと目を合わせて微笑む。
智「大っきいでしょー」
まるで、自分が建てたかのようにドヤ顔で言う智くんと、
それにコクコク頷く松潤。
なんか、和むね…(笑)
翔「暑いし、中入らない？」
潤「…い…の？」
翔「ん？」
潤「…めーわく…ない？…」
智「もー、そんなわけないよねー」
翔「そうそう、俺ら松潤が思ってる以上に、松潤のこと大好きなんだから。」
潤「…んっ、」
また泣くー(笑)
とった水分全部、涙になってるんだね(笑)
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さくら(プロフ) - 志保さん» はじめまして。ありがとうございます。嬉しいです！頑張ります！ (2018年8月2日 14時) (
レス) id: 88d13a9eaa (このIDを非表示/違反報告)
志保(プロフ) - はじめまして！可愛い潤くん見られたりメンバーの愛が感じられて好きです。これからも頑張ってください！ (2018年8月2日 13時) (レス) id: 2e5054a8f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら | 作成日時：2018年7月18日 16時
