末っ子の悪夢~俺らが救ってあげるからね~ (ページ17)

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#雅紀ページ17

翔『もしもーし』

雅「松潤が起きたんだけどね、めまいがするみたいで」

翔『…下瞼ちょっと引っ張って、色見てみて？』

色？と思いつつ見てみる。

雅「ちょっと触るよー」

潤「…ん…や…んっんっ…」

雅「ごめんごめん。やだったね。」

雅「真っ白だったよ？」

翔『じゃ、貧血だ。何も食べてないから。何か食べたい物あるか聞いて？』

雅「松潤、なんか食べたい物ない？」

潤「…んーん…んっ…や…」

雅「なさそー」

翔『なら、食べれそうなの適当に買ってくわ』

雅「はーい」

雅「横になりたい？」

潤「…んーん…っこ…い…」

抱っこがいいって。

大人だけど、
可愛いから許す！

雅「じゃ、抱っこしてあげる。」

抱っこしてとりあえず、後部座席に移動ー。

智「お待たせー」

しばらくしたら、翔ちゃん達が戻ってきた。

翔ちゃんの運転で俺の家へ。

雅「松潤着いたよ。」

ずっと、んーんー言ってる松潤。

めまいが長く続くって辛いよね…

雅「ちょっと揺れるよ。あ、リーダーごめん。鍵俺のかばんに入ってるから開けてくれる？」

智「ほーい。あさるよー」

　

翔「松潤ー、なんか食べて薬飲んだらめまい楽になると思うんだけど、食べれそ？」

潤「…らな…」

いらないそうです…(笑)

俺は今、松潤を抱っこしたまま、ソファに座ってる。

智「薬飲むならなんか入れなきゃだしね。松潤、ヨーグルトは？」

潤「…んーん…」

翔「ゼリーとか。10秒チャージとか。」

自分の買ったんかい(笑)

雅「なんか食べて薬飲んだら、ぐるぐるするの治るってよー？」

潤「…んー…しょおくんの…」

智「(笑)翔くんのだって。」

翔「毎度ー(笑)はい、どうぞー」

雅「いいよ？持ってあげる。」

手に力が入らなくて、持てないみたいだから…

智「ゆっくりねー」

吸う力もないから、俺がちょっとずつ押して口の中に出してあげる。

翔「おいし？」

潤「…ん…」

三分の一ぐらいかな。
飲んだ。

智「お薬、喉に詰まるかもしれないから粉だって。」

口を開けるのを渋ってたけど、翔ちゃんが飲まないと、めまい治んないよーってちょっと脅してた(笑)

薬飲んで大分良くなったみたいで、
今はベッドで夢の中。