#雅紀 ページ12
泣き疲れた松潤は病室につく前に、俺の背中で寝ちゃった。
智「しばらくは起きないかもね」
雅「うん。ぐっすりだね」
松潤をベッドに下ろしながら、リーダーと喋る。
智「次はちょっと大変な事するって。時間開けるって言ってた。」
大変な事って…
レントゲンでもこんな大変なのに…
智「お腹空いたね…」
雅「確かに、何も食べてないしね。」
智「下の売店に食べ行かない？２人で。」
リーダーがウインクしてきた。
あー、そういうことね！
雅「いいよー、行こ行こ。」
智「２人は松潤見ててね。何かあったら電話してー。」
二人とも何か言いたげだったけど、気付かないふりして出てきちゃった。
雅「大丈夫かなぁ…」
智「ふふ、二人とも大人なんだしなんとかするでしょ。」
雅「だね。」
智「相葉ちゃん、いいお兄ちゃんだよね。」
雅「へっ？」
急に何？
智「松潤のこと。今日だけじゃなくて、ほんとに兄弟みたいだなぁと思って。」
雅「そう？確かに松潤は他の人とはちょっと違うかも。」
守りたいっていうか。
もし、松潤が間違ったことしても
松潤を庇いたくなるんじゃないかな。
智「いいなぁ。二人で遊び行ったり俺もしたいー」
雅「(笑)誘ったら喜ぶと思うよ？松潤リーダー大好きだしさ。」
智「そうかぁ？」
雅「うん。楽屋とかで、ニノがずっとひっついてると、密かに嫉妬してるから(笑)」
智「そうなの？(笑)」
本人は気づいてないだろうけど、かなりわかりやすいからね、あの子(笑)
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作者名：さくら | 作成日時：2018年7月12日 17時
