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食べ物を求めて３人で肩を並べて歩く。
SE「Aこっち側」
車道側を歩いていた私を内側に押し込む。
JI「お前もそういうことできるんだ」
SE「ばかにすんなよ」
「こっちからすれば車道側もなにもないけどね、ここ歩道だし」
JI「夢のないような事いうなよ」
SE「Aはいつも夢ないから」
「最低」
彼氏なのにこんな事言います？？？彼氏はいつも彼女の味方でしょ？？(漫画から)
JI「あー、うまかった」
「あれ美味しすぎた」
JI「お前は食べ過ぎなんだよ」
SE「食べてるときのA幸せそうで可愛い」
JI「お前さっきから俺いるの忘れんなよ」
「そんなのどうでも良いけど疲れた」
JI「まじのデブじゃん」
「うるさい、せふなおんぶ」
SE「Aめっちゃ軽いよ」
JI「軽すぎてもな」
「理想高すぎてきもい」
SE「俺はAならどんなAでもいい」
「Aはせふなは肩幅広くないとやだ」←
JI「バカップルすぎて見てられない」
そのままお互いを貶し合いながら歩いていると、3人が歩いている少し前の方で小さい女の子が転んだのが見えた。
JI「あ、」
「いったあ」
JI「ぶっ笑」
せふなにおんぶされていたのにいきなり手を離すからお尻から転んだA。
「ねえ痛いじょんいな」
JI「何で俺に言うんだよ、落としたのあいつだろ」
泣いてる女の子の方に駆けていき何かを話してるせふなを指差すじょんいな。
「Aも泣くよ」
JI「大人げない」
心配なのは分かるけど落とさなくたっていいじゃん！しかも彼女なんだからもう少し優しく扱ってよ！と思いながらせふなに近づく。
SE「このおっぱとおんにも遊んでくれるよ」
と女の子の隣にしゃがみながら私達を指差すせふな。
子「あのね、あそこの公園にねブランコとかねたーっくさんあるの！だからあそこで遊ぼっ？」
そう言ってせふんの手を引っ張っていく女の子。
せふなもふにゃふにゃ可愛い笑顔で笑ってる。ああ見えて小さい子供が好きだし子供からも好かれるせふな。
JI「お前ってよく分かんないところでヤキモチ妬くよな、今回なんて子供だぞ」
「や、妬いてないし」
ブランコを押してあげてるせふなを見る。
子供ができたらあんな感じなのかな、でもせふながパパとか想像できない笑
家族じゃないんです。って言えるのも後どれくらいかな。
"まだ"家族じゃないんです。
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作者名：しうまん | 作成日時：2018年4月3日 6時
