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聞こえなかったとか言わせないからねっと心で呟いてせふなの顔を覗きこむとニヤニヤしている。
なんだ、照れてたんだ。←
「せふな照れっん！？」
SE「ファーストキスは俺でしょ？」
え、突然すぎて何が起こったのかよく分からないけど、せふなの言葉からちゅうされたって事でいい？←
SE「もうすぐ誰か帰ってきそうだし部屋いこ」
「別にここにいてもいいじゃん」
SE「続きしたいもん」
そう言うと、せふなに抱きついてるまま抱っこされて部屋につれていかれるA。
「まって、続きってなに」
SE「続きは続き」
「続き………」
SE「ねえA同棲しよ」
「は？今も同棲してるようなもんじゃん」
SE「俺ずっとAと一緒にいたいもんふたりっきりで」
そう言ってにこにこしながら私をベッドに下ろす。
ベッド……続き……、、(漫画の読みすぎ)
SE「俺そんなすぐ手出すほど軽くないから何もしないよ」
「意外」
SE「なに？してほしいの？」
Aの顔の横に手をついて、上から覆い被さってくるせふん。
「殴られたい？」
SE「あー、Sな彼女もいいかも」
「きも」
SE「Aちゅうして」
「やだ、ていうかどいてよ近い」
SE「ちゅうしてくれるまでどかないよ俺は」
「じゃあこのまま寝る」
SE「じゃあ襲う」
「ぶん殴るよ」
SE「分かったって」
しぶしぶAの上からどいて隣に寝ころぶせふん。
SE「ねえ俺幸せ」
「うん」
SE「脈なしからよく頑張ったと思わない？」
「うん」
SE「Aも幸せ？」
「うん」
SE「俺とずっと一緒にいれて嬉しい？」
「別に、今までと変わらないし」
と言うともういいと勝手に拗ねて反対側を向いた。
SE「やっぱ好きなのは俺だけか、俺だけ浮かれてバカみたい、さっきの好きって嘘だったんだ、結構俺喜んだのに」
ずっとぶつぶつこんなことを言ってる。
こいつ面倒くさすぎない？？前の彼女も絶対このせいで別れたんだよ。←
「せふなうるさい」
SE「……そうだよ俺はうるさいよ、邪魔だよね、まあいいよ俺はひとりで「わかったわかった、せふなこっち向いて」……やだ」
「ふーん、いいのね？せっかくしてあげようと思ったけどいいや」
SE「何を？」
「何も」
SE「やだ、A！」
ぐるっとこっちを向いて、また上から覆い被さってくる。
いや盛ってんな←
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作者名：しうまん | 作成日時：2018年4月3日 6時
