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約束通りせふなの髪の毛も乾かして、23時過ぎ、ゆっくりしながら早めの就寝。
なのに、
SE「ねえA、枕低くした？」
何でまたこいつがいるの………。
寝るときくらいひとりにさせてもうそろそろ。
「してないし寝るから静かにして、それか帰って」
暗闇で目を瞑りながら言う。
SE「もう寝るの？」
「うん」
SE「おやすみ」
と素直に静かになってくれたせふん。
気のせいかな、いつもより心臓の音が大きく聞こえる。
まあこれも生きてる証拠！←
でもせふなに聞こえてませんように。
SE「A、寝た？」
「寝てない」
SE「さっきじょんいなが言ってたことってほんと？」
またその事かよ、てかまだ考えてたのかよ。
乙女かよ。
「ほんとだよ」
SE「……」
いきなり静かになってしまったせふん。
「でもジウナがじょんいなに電話かけろって言ってかけたんだよ」
SE「何であいつが？」
「知らないけど、良いこと思い付いた！とか言って」
SE「ふーん」
「せふなは、せふなは何でAが他の人と話すの嫌なの？」
雰囲気に任せて言っちゃったけど、すごいこと聞いたよねこれ。
聞いてから恥ずかしくなってきた。
SE「やだから」
「は」
SE「他の人っていうか他の男」
「……」
SE「俺とじょんいながいるんだから別に男と仲良くする必要ないじゃん」
「で、でもAだって良い歳だもん」
ジウンに言われたセリフを真似する←
SE「それって彼氏欲しいって意味？」
「……」
SE「お前が彼氏とか100年早いし」
「はあー？そしたらせふなもだし！」
SE「俺いたことあるし」
「え」
初耳なんですけど、初耳。初耳なんですけど？
ここまで一緒に過ごしてきて初耳なんですけど。
なんかむかつく！！！！
「いつ？」
SE「高２の終わりらへん」
「誰？」
SE「お前は知らないやつ」
「またお姉さん？お姉さんなの？」
SE「うん」
「ふーんそうなんだ、せふなはヌナがタイプなんだねえ、ふーん」
SE「別にそういうわけじゃないし」
「いつまで付き合ってたの？」
SE「高３の夏くらい、受験生だったし」
「じょんいな知ってるの？」
SE「言ってないけど気づいてたと思うよ」
な、なにー！！！何だよみんなして、ぼっちじゃん私！！
しかもせふななんて、経験済みだったなんて、、(言い方)
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作者名：しうまん | 作成日時：2018年4月3日 6時
