○鍵を届けに ページ48
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『鍵〜鍵はどこですか〜いたら返事して〜』
「あったわ！」
『まじすか！？』
「えぇ、向こうの植木のあたりよ」
ヴィオラさんが千里眼で鍵を見つけてくれた。ヴィオラさんには頭が上がらない。
ヴィオラさんに言われた方へ鍵を探しにいくと、赤く光るものがあった。
それは紛れもない鍵だ。赤く光っていたのは宝石に光が反射していたからのようだ。
鍵を早くみんなのところに持っていかないといけないと思い、鍵を拾い上げた瞬間、地響きがした。
え、鍵拾い上げたせいじゃないよね？
ヴィオラさんたちがいたところに戻ると、王宮のある台地のちょうど向かい側あたりにでかい何かが出てきた。
しばらく様子を見ていると、それはさっきの石人間。ピーカだ。
「さあ、我がファミリーに楯突くものたちは…俺が相手だ！」
『……っ、ぷっ、くくっ』
「ダメよ！笑っては！ピーカはあの声を気にしているの！」
そんなバカでかいピーカが発したのは想像とは真逆の超甲高い声。
思わずふきだしそうになるもヴィオラさんに口を塞がれた。
おかげで私がピーカを笑いかけたのに気づかれることはなかったが、町からも笑い声が聞こえてきた。ルフィ君だ。
それに怒ったピーカはルフィ君に拳を向ける。死ぬなよルフィ君。
・
『あ！5億の男、ゴッド・ウソップだ！死にかけですね、大丈夫ですか？』
「だ、だいじょばない……がくっ」
『あーっ！ゴッド！死ぬなゴッドーッ！』
ロビンちゃんの能力でコロシアムから王宮の台地まで登ってきたウソップ君やロビンちゃん、トンタッタたちもいる。
ちなみに5億というのはウソップ君にかけられた懸賞金のことである。
ドフラミンゴは私たちを王宮からポイ捨てした後、あるゲームを始めた。
それはこの鳥カゴをなくすためにドフラミンゴの首か、“13人の受刑者”の首を狩るかを選ばせる、性格の悪いゲームだ。
その“13人の受刑者”には星でレベル分けがあり、1つ星から5つ星まで。星一つにつき1億の賞金がかけられている。
で、その5つ星の男こそが“ゴッド・ウソップ”である。
ちなみに私は2つ星、2億の女だ。
さて、私がゲームの説明をしている間に(緑頭曰く)感動の名場面が終わり、鍵を届けにいくことになった。
メンバーは私、ロビンちゃん、ピンク髪の子、あと緑頭だ。
ピンク髪の子は兵隊の知り合いで、レベッカというらしいが……
『おめー誰だ』
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ぴこぴこはんまー - 夜叉さん» いえいえ〜スモやんいいですよね！ (2023年4月19日 22時) (
レス) id: 4dd451f496 (このIDを非表示/違反報告)
夜叉 - 私スモやんも好きなのでありがとうございます。ロ (2023年4月7日 23時) (レス) @page22 id: 27acb71b9d (このIDを非表示/違反報告)
ぴこぴこはんまー - 夜叉さん» ありがとうございます😭トラ男さん、割と面倒見良さげなのわかります！引き続き夢主ちゃんを見守っていただけると幸いです。 (2023年4月5日 23時) (レス) id: 4dd451f496 (このIDを非表示/違反報告)
夜叉 - この夢主の性格すごく好きです。ローって意外と面倒み？がいいから楽だろうなって想像しやすかったです。 (2023年4月5日 18時) (レス) id: 27acb71b9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴこぴこはんまー | 作成日時：2023年3月30日 19時
