○境界線 ページ30
・
敵はひとまずぶっ飛ばしたのでので平和ムードでいると、海軍G-5の皆さんが境界線を引いた。
正義と悪の境界線ってことらしい。
一方船長はオペをすると空いてる部屋に篭ってしまった。
籠る前、チョッパー君には覗くなと釘を刺していたがのぞいてしまったよう。鶴の恩返しかよ。
さらには人殺しと騒ぐ始末。どんだけの荒療治をしたんだ船長。
「A！お前のとこの船長だろ！！」
『荒療治なだけです。心配しなくても大丈夫！』
「荒療治にもほどがあるよ！！ロー！出てこいロー！お前、一体子供達に何をした！あいつらにもしものことがあったらお前…！」
「だから覗くなと言ったろう。今、ガキどもの体を……切り刻んできた」
それを聞くなりなんなりチョッパー君は叫んで部屋に入って行った。
そりゃ船長のあのオーラと顔面で「切り刻んできた」なんて言われたら叫ばずにはいられない。
・
タンカーから降りてみるととてもいい香りがしてきた。船長としては追っ手が来る前にここを離れたいだろうが、麦わらさんがそう簡単にご飯を後回しにするとは考えられない。
「野郎ども！もうじき追っ手がくる。だから、急げよ！宴だ！！」
「「「「お〜！！！」」」」
案の定、麦わらさんはここを離れるどころか宴を始めた。
サンジ君のご飯はバカみたいに美味いし、フランキー君の機能のスーパーは止まるところを知らないし、海軍G-5の皆さんはいい人たちだし面白いし。
たまには敵味方関係のない宴もいいかもしれない。
楽しい時間はあっという間に過ぎていき、とうとう別れの時が来たようだ。
タンカーに乗る子供達を見守っているとG-5がまたもや境界線を引き始めた。
コイツら可愛いよ。モチャちゃん達以上に子供みたいで可愛いよ。
さらにはナミちゃん達の前に幕を張り、見せないようにしている。海賊反対コールをし、海軍の良いところを並べ始める。
それが続いたあるところで女海兵さんの声が辺りに響いた。
「やめなさい！貴方達！みっともない！！」
「…………………だ…だがよ、たしぎちゃん。悪口でも言い続けないと……」
「俺たちはこの無法者どもを……好きになっちまうよおお！！！！」
やっぱりコイツら可愛いよ。良いやつだよ。
途中予期せぬことが色々あったが、子供達は見送ることができたし、サラダも捕らえたし。
私たちは着実にジョーカーと四皇に近づくことができている。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 211人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぴこぴこはんまー - 夜叉さん» いえいえ〜スモやんいいですよね！ (2023年4月19日 22時) (
レス) id: 4dd451f496 (このIDを非表示/違反報告)
夜叉 - 私スモやんも好きなのでありがとうございます。ロ (2023年4月7日 23時) (レス) @page22 id: 27acb71b9d (このIDを非表示/違反報告)
ぴこぴこはんまー - 夜叉さん» ありがとうございます😭トラ男さん、割と面倒見良さげなのわかります！引き続き夢主ちゃんを見守っていただけると幸いです。 (2023年4月5日 23時) (レス) id: 4dd451f496 (このIDを非表示/違反報告)
夜叉 - この夢主の性格すごく好きです。ローって意外と面倒み？がいいから楽だろうなって想像しやすかったです。 (2023年4月5日 18時) (レス) id: 27acb71b9d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぴこぴこはんまー | 作成日時：2023年3月30日 19時
