【ONE PIECE】シルクハットが落ちる音 (ページ28)

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数日後

アレン「Aさん？............Aさん！！！」

『は、はい！！！』

書類に目を通していて呼ばれていた事に気づかなかった

アレン「Aさんほんとにここ数日上の空ですよね。仕事こなしは早いですけど」

『そ、うかな、ごめん、、』

軽くため息をつくアレンくんに思わず謝る

アレン「あの、1つ質問してもいいですか？」

『うん、どうしたの？』

アレン「Aさんって参謀総長の事好きなんですか？」

思いもよらない質問に固まる

『サ、サボは小さい頃からずっと一緒に居て、なにをするにも一緒にしてきて、だから....』

アレン「答えになってないですけど」

イラついた表情をしているアレンくんから思わず目をそらす

アレン「Aさん、。俺の事も少しは見てくれませんか？」

顔を上げると目の前にアレンくんの顔が迫ってきていて

その鋭い視線に思わず目を閉じた

「おい」

『サボ！？』

アレン「なんで居るんすか....参謀総長」

サボ「いまさっき帰ってきたところだ」

『わっ』

サボにひょいっと持ち上げられた

『サボ！！怪我は！？大丈夫なの？』

サボ「あぁ平気だ」

アレン「参謀総長！あの、2人は付き合ってないんですよね？彼氏でもないのにAさんの」

サボ「Aが嫌がってた」

アレン「っ」

サボ「こいつ馬鹿みてぇに鈍感なんだすまない」

『なっさ、サボ！』