死にたがりの海軍大将 3【ONEPIECE】 (ページ10)

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航海11日目ページ10

次の日からマルコと共に白ひげのナワバリを荒らす海賊たちの退治に連れていかれた

『もうむり…！』

「おいおい！こんなもんかよぃ！」

『だぁぁぁ！まだまだぁぁ！』

半分ヤケクソ、半分本気

一通り退治したところで必ず手当のやり方を教えてもらった

『こう…？』

「半分正解で半分はハズレだよぃ…ほら包帯のここ緩んでる」

『あ。』

怪我をした自分の傷を自分の手で手当てしてく

それが毎日続いた

兄が白ひげ、親父の仲間になるまで

「お前いつの間に手際よくなってんだよ…」

『へーんだ！強くなってんのは兄さんだけじゃないもん！！』

「んだとぉ!?負けねぇからな!?」

『望むところだ！！』

「おーい、二人とも喧嘩するなよぃ…」

「いいじゃねぇか、兄妹睦まじくよぉ」

そこから兄は二番隊隊長に、私は一番隊副隊長になった

火拳のエース、紅き氷のAだなんて呼ばれて

コビーと出会ったのはそこから暫く経った後のことだ

「おい、海軍の支部に突っ込むぞ」

『は？何言ってんの…？ついに壊れた？』