死にたがりの海軍大将 3【ONEPIECE】 (ページ7)

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航海8日目ページ7

起こった事実は変わらない

『後ろばっか見てらんないよね』

「そうだな」

私たちは再出発した

サボの分も、自由を追い求めるために

３人で、ずっと狩りに手合わせ、時には喧嘩して

気付けば、17歳

兄とともに海へ出た

『わぁ…寂しくなるなぁ…』

幼いときは早く海に出たくて仕方がなかったのに、いざその時になると寂しさが込み上げる

『ダダン！お世話になりました!!』

「うるせぇ！さっさと行きやがれ！」

ダダンやルフィ、仲間の皆に別れを告げて船は大海原へ出ていった

冒険は初めてばかり

道中、沢山の仲間が増えた、兄さんは私より先に能力者になった

自由ってこんなに素晴らしいものなんだって、それはそれは実感した

『兄さんが炎なら私は氷の能力になりたいな…』

「あぁ、それならもう既にいるぞ」

『マジ!?』

氷の能力者になることは叶わなかったが、その代わり希少な能力を手に入れることが出来た

『半分が炎で、もう半分が氷…』

でも、その頃には兄さんはもう既に能力を自分のものにしていた

『負けてらんない、』