死にたがりの海軍大将 3【ONEPIECE】 (ページ46)

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生存93日目ページ46

『あ～…仕事が終わらない…』

今日も今日とて仕事に追われる日々

日に日に書類が増えている気がする

『海に出たい～…』

たまに海に出ては海賊を相手にしている

最近では海賊の時に戦ったヤツに会うことだって

『…あれから2年ってとこか』

家族を失って、絶望して

時とは平等に過ぎていく

『ルフィは無事みんなと再会できたかな』

呑気にそう思っていると、いきなり部屋の扉が開いた

『どうしたの…そんなに急いで…』

「A！けが人の手当てできるか！」

思い切り扉を開けた…というか破壊したのはガープのじじい

「さっき海兵たちと手合わせしてたらな、思いのほかけが人が出てしまってな」

話を聞けばちょっとやりすぎてしまったらしい

『…じぃちゃんらしいや』

広場に向かえば、衛生兵に手当を受けている海兵がたくさんいた

『これは手が足りないわ…、仕方ない…』

救急用具片手に一人ずつ手当をしていく

包帯を巻いて、ガーゼを貼って

『次はこんなにけが人出さないでよね』

「ハッハッハ！」

隣で手当ての様子を見守るじじいはただ豪快に笑うだけだった

『…久しぶりに鍛錬つけてもらおうかな』

「ほぉ…久しぶりにやるか」