死にたがりの海軍大将 3【ONEPIECE】 (ページ21)

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航海22日目ページ21

『……』

「まさかこんなことになるとはな…」

親父から見せてもらった新聞には、エースを海軍本部のあるマリンフォードで公開処刑をするという内容が書かれていた

「きっと、おれらが来ることを見越して海軍も対抗してくるだろう、…もちろん、大将もセンゴクもな」

親父が言わんとしていることはなんとなくわかっていた

『…そんなの関係ない、私の唯一の血のつながった家族なんだから、…敵がどんなに強くても、助けに行かない選択肢なんて無い』

「そうか…」

私の覚悟を感じたのか、親父は優しく笑った

「それなら、大急ぎで助けに行かなくちゃなぁ」

『……ありがとう、親父』

「エースはおれの息子だからな、」

『…私の最愛の兄でもあるよ』

正直、自信なんてなかった

こんな私が、海軍大将たちと戦って勝てるのか？

「大丈夫だ、Aならやれる」

親父にはすべてがお見通しみたいだ

「なんたって、おれの一人娘だからな」

『とっても光栄だね…その期待に応えなくちゃ』