死にたがりの海軍大将 3【ONEPIECE】 (ページ11)

今日:8 hit、昨日:10 hit、合計:57,996 hit

航海12日目ページ11

『本当に来ちゃった…海軍支部…』

「お？逃げんのかぁ？」

『はぁ!?んなわけあるか！』

二人でやってきた海軍支部、目的はただ兄が興味があったから、らしい

『そんな理由で敵の所に突っ込むことになるとは…』

「ほら行くぞ」

初めに出会った海兵を難なく蹴散らし、海兵へと変装をする

初めての海軍支部に興味しか湧かなかった

『へぇ…こうなってるのか…』

「お、肉発見！」

各々好きに見て回って自由に過ごす

けれど、所詮敵には変わりない

すぐさま変装しているとバレてしまった

「無駄な抵抗はよせ！」

『こうなるよねぇ…知ってた…』

いつの間にか沢山の海兵に囲まれた私たち

「Aは先に行ってろ」

『え？私も戦いたいんだけど…』

「つべこべ言わずに行け！」

有無を言わさず兄は私を思い切り遠くへ投げ飛ばした

絶対投げる方向見てない

投げられた先には倉庫らしきもの

思い切りいい音を立てて私は倉庫へ突っ込んだ

パラパラと粉塵が舞い降りる

『いったぁぁぁあああ！あんのクソ兄貴め…ん？』

「ひぃぃ…」

声がした方へ向けば袖に"雑"と書かれた制服

そして気弱そうな顔をした桃色の髪の少年が私を見ていた