死にたがりの海軍大将 3【ONEPIECE】 (ページ2)

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航海2日目ページ2

そんな３人で毎日を過ごしていた日常が少しずつ変わっていく

それは、ルフィがじじぃに連れられてやってきてからだった

『るふぃ…じぃちゃんの孫だって…』

「ふん、知ったこっちゃねぇ」

私たちの存在に気が付いたルフィは、ずっと後ろから付いてくるようになった

「なぁ！友達になろう！」

岩を落とされても、川に投げ出されても

めげることなく、毎日毎日追いかけてきた

『ねぇ…そろそろ可哀想だよ…』

「知らねぇ！」

頑なに振り向きもしない兄にバレないように、私は毎日ルフィの手当てをしていた

『お兄ちゃんには内緒だからね！』

「おまえ、エースと兄妹なのか！」

『だからなに…』

「だからそっくりなんだな！髪とか目とかそっくりだ！」

見た目なんて気にすることなんてなかった

でも、兄が大好きだった私は少し嬉しかった

『…明日は振り向いてもらえるといいね』

「おう！」

まぶしいぐらいの笑顔はすぐに眠りについた

私なら泣き出してしまうぐらいなのに

少し、強い心に羨ましいと思ってしまった