死にたがりの海軍大将【ONEPIECE】 (ページ46)

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生存41日目ページ46

言ってしまった

「ついに言ってしまったぁぁあ…」

大将の部屋から引き返す道中

自分の言動を思い出しては悶えていた

「あつい…」

触れるまでもなく、自分の頬は熱を帯びている

「お、コビーじゃねーか…って、顔真っ赤だぞ」

タイミングが良いのか悪いのか、

向かい側から歩いてきたヘルメッポさんに声をかけられた

「熱でもあるのか？」

「いや、至って元気なんですが…実は…」

先程あった出来事を全て伝える

もちろん、想いを伝えたことも

「はぁー遂に言ったのか」

「それ以外に引き止める方法が思いつかなかったんです…」

「まぁ…そうだよなぁ」

絶対困らせたし、迷惑をかけてしまったのは事実

「それでも僕は後悔していません」

「まぁ、やっと片思いが終わるかもしれねぇもんな」

間違えたことは言っていない

どうか少しでも考えを変えるきっかけになってくれれば、僕は本望だ

「てか、今日からの鍛錬どうするんだ？大将と気まずくならないか？」

「あっ、」

「考えてなかったのかよ…」