死にたがりの海軍大将【ONEPIECE】 (ページ22)

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生存17日目ページ22

『そういえば、まだ海賊だった時に雑用の海兵に氷細工あげた気がする』

その言葉にコビーが少し反応した気がした

そういえばあの子の名前も…

少し自分でもそう思ったが、それでも特に気にすることなく仕事を少しずつ再開した

『ひぃ…終わらない…』

1度切れてしまうと集中力が続かない私

全く仕事が進まない

「ずっと突き詰めても大変ですし、ゆっくりで全然大丈夫ですよ」

『そういうそっちはずっと私のそばにいて暇じゃない？』

ずっと仕事を進める私を見ているだけのコビー

絶対私よりも大変なはずなのに

「僕は大将と一緒に居れるなら全然大丈夫です」

この物好きめ…

「A大将、…海賊時代の方が活き活きしてましたよね…、目の輝きというか…」

その後しばらく無言が続いたかと思えば声をかけられる

『そりゃあ、毎日楽しかったもんな…』

「今は違うんですか？」

『生きる理由がないから、楽しくない』