死にたがりの海軍大将【ONEPIECE】 (ページ31)

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生存26日目ページ31

『はぁ…疲れた……』

自室に着いてまっすぐ向かうのはベッド

綺麗に整えられたベッドへダイブする

夕食の前だけれど食欲が湧かない

海軍に入ってから食欲もあまり湧かなくなったし、眠りも浅くなった

早めに横にならないと十分な睡眠が取れない

そのおかげで昼間は極端に眠いし、食事もまちまちだから痩せてしまった

『寝なきゃ…』

正直寝るのは怖い

眠りが浅いため、悪夢ばかり見るようになったから

見たくもない、思い出したくもないのに

ほら、今日だって

手にべったり付いた赤黒いもの

徐々に冷たくなっていく体

"愛してくれてありがとう"

忘れもしないあの言葉

今でも絶望を思い出させる

もっと力があればなんて後悔しても遅いのに

もうとっくに過ぎ去った過去なのに

悲しくて悔しくて仕方ないんだよ

『親父…、お兄ちゃん、…いかないで、……ひとりにしないで……』