60, レストラン ページ20
私達は今、とあるレストランで、簡易的にだが変装をして麦わらさんの要望通りご飯を食べに来ていた。
「−しかし、妙だと思わェか…仮にも、この国の王が今朝王位を放棄したばっかだぞ？おれァてっきりパニックにでもなってるかと」
「………」
やはり疑問に思ったのは私だけでは無かったのかと思っていると、麦わらさんが近くの人に聞こうとする。
まあ、勿論サンジさんに止められていたが…
「お料理……お待たせしたとかしないとか!!」
思考に走っていると、無駄にうるさい猿のおもちゃが料理を運んでくる。
どれも美味しそうな見た目で、少し空腹を覚えていると、少し不思議な単語が聞こえて来た。
「…妖精…？」
「え〜…不思議でしょ…何百年も前からです。どうぞ旅の人!!お気おつけに…なるとかならないとか…」
「不思議なのはお前らだろ」
おもちゃの言ったことが気になり、料理にがっつく麦わらさん達を横目にまた思考に走る。
「Aちゃん、早く食べないと無くなっちまうぞ？」
「…え？ああ、すみません。ありがとうございます」
気を効かせてくれたのか、私の分を取り分けてくれていたサンジさんからお皿を受け取って食べる。
「騒がしいのはルーレットか」
「
料理を食べていると、ある場所が騒がしくなった。
見てみると、ゾロさんが言っていた通り、ルーレットでイカサマが行われているらしい。周りの人は見て見ぬふりをしている。
最後に有り金を全部賭けると決まったその勝負もイカサマが行われようとした時、1つの影が差した。
「白じゃん、おっさん勝ちだな!!」
もはや想像通り過ぎて、呆れたため息しか出てこない。
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時々雨(プロフ) - コメント失礼します。とても気になるところで終わっていて……続きは長い間時が経っているので、ないのでしょうか……？とても主人公と話の流れが気に入って是非続きがあれば読みたいです。書いてくださるならゆっくりと待っていたいです。 (2020年5月28日 2時) (
レス) id: c2ca6770a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和泉 | 作成日時：2019年9月23日 17時
