最強無敵になんかなれなくていいから神様、いるならお願い【ONE PIECE】 (ページ7)

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VS幹部～衝突～ページ7

「…ヒロくん」「待ってたよぉ」「…」
「…“視”てたんですね」「うんー」

セレストさん、ヘレンさん、カレアさんがいた

幹部の見回りは当番制
来航者の相手や事務をする兄さんを抜かした三人で行っていたはず

三人とも揃っているということは、ヘレンさんが“未来予知”で“視た”ということ

「…まさか、本当にヒロくんが来るとは、思わなかったけど…ヘレンの予知だから、外れるわけ、ないか…」

セレストさんは、やや目を伏せながらその両手に雷を纏った炎を現す
バチバチ、と音が響く

「…出来れば、闘いたくないなぁ…“結果”も“視”たしー…」

そう言いつつ、ヘレンさんはボウガンを構えた
狙いは、僕の眉間

「…その“結果”、聞いてないから…ヒロ
見せてもらうぞ」

スッ、と、カレアさんが体勢を整える
その目は、僕だけを映す

何が合図だったのか

セレストさんは火の玉を放ち、
ヘレンさんは引き金を引き、
カレアさんは飛びかかってきて、

サンジさんが蹴りの風圧でそれを消し、
ゾロさんは高速の矢を切り捨て、
ルフィさんが拳の威力を相殺する

「「「お前らの相手は俺達だ！」」」

僕は駆け出した