ずっと背中を追いかけたい (ページ3)

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サンジ「ありがとう、助かるよ」

『ううん、これくらいおやすい御用だよ』

今、私達はローグタウンに来ていた。正直言って、デート気分。

『？…ねね、アレ』

サンジ「？なんだ…い…オオッ！！オイオイなんだこのファンキーな魚はっ！！」

店主「らっしゃい！！」

私とサンジが見つけたのは、鼻の長い、大きな魚。もう少し大きければ海王類の赤ちゃんサイズだ。

でもこの魚、私知ってる。確か…！

『これもしかして、エレファント・ホンマグロ？』

店主「！？嬢ちゃん知ってんのかい！？」

『知ってるも何も、これ、オールブルーにいるわよ』

店主・サンジ「「オールブルー！？！！」」

突然、２人が声を揃えて驚く。何を言っているのだろう。オールブルーは…存在するわよ。

『東の海(イーストブルー)、西の海(ウエストブルー)、北の海(ノースブルー)、南の海(サウスブルー)、この４つの海にいる全種類の魚達が住んでいる海…そんな海域、ないと言われてきたけど、本当はあるの』

知ってるよ、サンジの夢…オールブルーを見つけることでしょ？

実はね…私の夢も…

『私、オールブルーのすべての食材を調理する事が夢なの！』

貴方と似たようなもの。