賭博の一匹狼7 ページ47
ﾄﾞｶﾞｰﾝ!!!
巨体の男は後頭部を押され、顔から地面に叩きつけられた
「「なァっ…！！！？」」
『、、……？？』
後ろにいた男の仲間達((……「輩」でいっか。))は口をあんぐり開けて絶句した
私も何が起こったのかわからず、目を見開いてその光景を見ていた
砕けた石畳の破片がパラパラと散らばり、巨体の男は顔面が地面にめり込んだまま動かなくなってしまった
「…………………邪魔なんだよ。」
巨体の男をそんな状態にした青年は、男の頭部から手を離し上体をゆっくり起こす
呆気に取られた私達はその姿をまじまじと見る
「…道を塞ぐんじゃねェ。…通れねェだろ」
青年は上着のジッパーを半分下げ、懐から黒い帽子を取り出しそれを深く被った
「！！、ぉお前ｯ！？」
輩の1人が青年の姿を見て声を上げる
青年は軽い足取りでスタスタと歩いてきて、私の目の前に立った
青年「……女1人に群がりやがって……みっともねぇぞ、てめぇ等」
輩の方を向く青年。その背中を見上げる。
細身で長身のスレンダーな出で立ち。赤みがかった髪に、左頬に刻まれたフックの形のタトゥー。
………誰？
「お前はｯ確か、………か、、海賊処刑人！！？」
………いやだから…誰？
「海賊処刑人だと！？」
「や、やべぇ、！？」
青年「なんだてめぇ等、俺の事知ってんのか。
……なら、話は早ェ。」
青年「どの道、この店出るのは…てめぇ等を倒してからにしようと思ってたからよ、
…………来な。」
青年は指をクイッと曲げ、出入口に立ちはだかる輩を挑発した
輩の目つきが見る見るうちに険しく吊り上がっていく
『(……………え、)』
これから起こるであろう波乱を感じ取り、顔が引き攣る
「「やっちまえぇぇええ！！！！」」
『……、、、あー…』
思わず頭を押さえた
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黒髪の色白さん(プロフ) - ミるくさん» コメント呼んだだけで発狂するぐらい喜んだのは初めてでございます。。ご期待に応えられるようこれからも頑張っていきます！！ (2021年5月22日 0時) (
レス) id: b48d1e31b9 (このIDを非表示/違反報告)
ミるく - すっごい面白い！笑更新が待ち遠しくてこの作品のために一週間乗り越えられます笑笑これからも更新頑張ってください！ (2021年5月21日 22時) (レス) id: bca0fd11c6 (このIDを非表示/違反報告)
黒髪の色白さん(プロフ) - 美優さん» コメントありがとうございます！！そう言っていただけてとても感激しております！！これからもよろしくお願いします＜(_ _)＞ (2021年5月16日 2時) (レス) id: b48d1e31b9 (このIDを非表示/違反報告)
美優(プロフ) - すごく面白くて一気読みしちゃいました！更新楽しみにしています！ (2021年5月15日 12時) (レス) id: 752e5a7709 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒髪の色白さん | 作成日時：2021年5月11日 0時
