賭博の一匹狼1 ページ41
ｽﾞｷﾝｯ…………
ｽﾞｷﾝｯ…………
『………………〜っ、、』
ガヤガヤと大いに賑わう繁華街の雑音で痛む頭を押さえながら、重い足取りで店を見て回る
この島へは昨夜上陸してすぐに宿をとって体を休めた
のだが…
『(…………………頭ｲﾀ、)』
ドフラミンゴと再会したあの日から寝不足の日々が続いており
昨晩も、体は疲れているはずなのに1、2時間程で目を覚ましてしまい、そこから全く眠れなかった
………あぁぁもう、、、おかげで、こうも賑やかな場所にいると…すんごいイライラする…
んー、、目の奥が重ぃ…
堪らず裏路地へ入る。表通りよりかは静かで、だいぶ楽に感じた。
取り敢えず…、腹ごしらえしに行こうかな。起きてまだ何も口にしてないし、
入れるお店を探して……ついでにお店の人に聞き込みをしよう…
適当な店を探して歩いていると、柄の悪そうな男達とすれ違う
『…………』
横を通る際、横目でチラッと1人の男の手元を見る
男が持っていた紙。大きく描かれている文字に目がいく。
ーーCasino di Paguroーー
『…………』
興味を示した訳ではないのだが、歩いていく男達の背中を横目で観察する
が、ちょうどその時ぐ〜…と鳴り出した腹の虫に急かされ、食事のできる店を再び探し出す
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
とある飲食店にて。
「……………………あ、」
「？…どうしました？オーナー」
「…しまった、塩を切らしてたんだ、…参ったな、、
…ちょっと買い出しに行ってきますので、店番をお願いしても宜しいですか？」
「あ、はい！この時間はまだお店も混んでないので私一人でも大丈夫です！」
「すみませんね。すぐ戻ります」
前掛けを外し調理台へ置き、店を出る店主
「おいねぇーちゃん！！こっちに酒追加ね！！」
「はーい！」
店で働く女性は店主が出ていった後、注文の入ったドリンクを客のところへ持っていく
女性がカウンター奥へ戻った時、ｶﾗﾝｶﾗﾝ…と扉のベルが鳴り
「いらっしゃいませー」
入ってきたAに空いてる席に座るように勧める
カウンター席へ座ったAは店の女性に
『っすんごいお腹すいてんの、…時間の掛からないものをお願い。』とメニューを見ずに注文した
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黒髪の色白さん(プロフ) - ミるくさん» コメント呼んだだけで発狂するぐらい喜んだのは初めてでございます。。ご期待に応えられるようこれからも頑張っていきます！！ (2021年5月22日 0時) (
レス) id: b48d1e31b9 (このIDを非表示/違反報告)
ミるく - すっごい面白い！笑更新が待ち遠しくてこの作品のために一週間乗り越えられます笑笑これからも更新頑張ってください！ (2021年5月21日 22時) (レス) id: bca0fd11c6 (このIDを非表示/違反報告)
黒髪の色白さん(プロフ) - 美優さん» コメントありがとうございます！！そう言っていただけてとても感激しております！！これからもよろしくお願いします＜(_ _)＞ (2021年5月16日 2時) (レス) id: b48d1e31b9 (このIDを非表示/違反報告)
美優(プロフ) - すごく面白くて一気読みしちゃいました！更新楽しみにしています！ (2021年5月15日 12時) (レス) id: 752e5a7709 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒髪の色白さん | 作成日時：2021年5月11日 0時
