闘う掃除婦26 ページ35
Aが完全に見えなくなるまで、船尾からその背中を見送った
薄暗かった空はすっかり明るくなり、朝を迎えていた
もう一眠りする為に部屋へ行こうと振り返る
ｴｰｽ「…っっな！！？」
離れたところから腕を組んでほくそ笑んでいる2人の存在に気づき、体が硬直する
ｴｰｽ「、ぉお前らｯ、いつの間に、！」
ﾏﾙｺ「お前にしては随分早起きだな。…雪でも降るかよぃ」
ｴｰｽ「、ぅ、うるせェ！！」
2人の間を割って通り、部屋へ行こうとした
ｲｿﾞｳ「"たまたま偶然ビブルカードの切れ端がポケットに入ってました〜"…ってか？」
ｴｰｽ「、(((ｷﾞｸｯ」
ｲｿﾞｳ「なんとまァ便利で都合のいいズボンだこった。」
ｴｰｽ「、、っだぁぁああ！！お前等！！どっから見てやがった！！？」
ｲｿﾞｳ「さァな。お嬢にどうやってビブルカードを渡すかソワソワしてるお前の面なんか、これっぽっちも見てねぇよ。
……そんな事ァさておき、……」
ｴｰｽ「…？…？？」
ｲｿﾞｳ「…俺達はよォ、お前さんに聞きたい事があんだわ？」
ｴｰｽ「…、っ、んだよ、？」
急に変わった2人の目の色。体が危険を察知してか、変な汗が出てくる。
ﾏﾙｺ「……アイツを襲ったってのは事実なのか？」
ドキーーーッ！！、と心臓が跳ね上がる
ｴｰｽ「ぉ、ぉお、襲ってねェよ！！」
ﾏﾙｺ「んじゃァAが言ってた"お前にキスされた"ってのはなんだったんだよぃ？」
ｴｰｽ「、、だから…その、、あれはっ、」
ﾏﾙｺ「Aが嫌がったんなら……襲った事になるよなァ？」
ｴｰｽ「、…」
ｲｿﾞｳ「エース。お前も男ならはっきりしな？？
したのか？してねェのか？？」
"した"か…"してねェ"か、、
答えは……"した"だ
だが、それを言っちまったら…
確実にコイツらに殺されちまう、、！
Aの口から俺にキスされたと聞いてるコイツらに、俺がいくら「してねェ」と言っても全く通じねェ…
俺の口から「した」と聞くまで、地の果てまで追いかけてくるのは目に見えてる
……残された選択肢は、ただ1つ…
ﾊﾞｯ!!!
"逃げるｯ!!!"
「「エースぅぅぅうう！！！！！」」
容赦なくエースを攻撃する隊長2人のけたたましい騒音で、クルー全員が重い瞼を開けたのは言うまでも有るまい
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黒髪の色白さん(プロフ) - ミるくさん» コメント呼んだだけで発狂するぐらい喜んだのは初めてでございます。。ご期待に応えられるようこれからも頑張っていきます！！ (2021年5月22日 0時) (
レス) id: b48d1e31b9 (このIDを非表示/違反報告)
ミるく - すっごい面白い！笑更新が待ち遠しくてこの作品のために一週間乗り越えられます笑笑これからも更新頑張ってください！ (2021年5月21日 22時) (レス) id: bca0fd11c6 (このIDを非表示/違反報告)
黒髪の色白さん(プロフ) - 美優さん» コメントありがとうございます！！そう言っていただけてとても感激しております！！これからもよろしくお願いします＜(_ _)＞ (2021年5月16日 2時) (レス) id: b48d1e31b9 (このIDを非表示/違反報告)
美優(プロフ) - すごく面白くて一気読みしちゃいました！更新楽しみにしています！ (2021年5月15日 12時) (レス) id: 752e5a7709 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒髪の色白さん | 作成日時：2021年5月11日 0時
