闘う掃除婦16 ページ25
船内へ入る扉の前でガブリエルの槍を片手に立っている私の存在に気づくことなく、
次々に敵船へ乗り込んでいく白ひげ海賊団の戦闘員達
槍の刃先を白ひげさんに向けたまま、彼の元へ向かう
『………………白ひげさん、………わざと避けなかったでしょ？』
白ひげ「……グララララ！！」
なんとも愉しげに高笑う白ひげさん
パラディンガードを発動したまま、彼の隣へ立ち
白ひげ海賊団の戦闘を見物する
……私が来ることが……わかってた、？
白ひげさんを横目で見上げる
………いや、……砲弾1発、避けるまでもないって感じね、
心の中で自問自答し、目の前で繰り広げられる闘いを見届ける
白ひげ「………お前ェは手ェ出すな。」
『…？』
白ひげ「………女の戦闘員は雇ってねェ」
『………心配いらないわ。……私はここであなたと彼女達の盾になってるから(((ﾆｺ』
バッタバッタと沈んでいく敵船の数々。その光景はまるで線香花火のよう。火が灯ると間もなく海へ消えていく、何処か儚さも感じる景色。
光の盾に護られた私たちは、内側からその光景が沈静化するまで静かに眺めていた
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そして完全に敵船が消え、闘いから戻ってきたクルー達は
「「っっ！！！！」」
案の定、白ひげさんの隣で仁王立ちする私を見るなり驚嘆した
「「、、なんつー格好してんだァァア！！！！」」
『……………仕方ないじゃない、…………シャワー浴びてたんだから、』
バスタオル1枚で甲板に出てきた私をその場にいる全員が声を上げて叱った
『………あんな大きく船が揺れ出したら何かあったと思うじゃない、』
ｴｰｽ「だ、だだだからって、んな格好で出てくんじゃねェっ！？」
『…様子を見てすぐ戻るつもりだったのよ。そしたら白ひげさんに弾が当たりそうになっていたから、ココでこうして弾が飛んでこないように見張ってたんじゃない。』
怒鳴る彼等にイラッと来てそっぽを向いて答える
『…大体あんなに揺れてたんじゃ、おちおち休んでられないわよ』
手をヒラヒラさせ船内へ入る
…
………………ﾊﾟﾁ…
ﾏﾙｺ「…？」
…………ﾊﾟﾁｯ、ﾊﾟﾁｯ、、
ﾏﾙｺ「……春だな、」
エースの体が小さく燃えているのに気づいたクルー達は
その光景を見て声を殺して笑った
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黒髪の色白さん(プロフ) - ミるくさん» コメント呼んだだけで発狂するぐらい喜んだのは初めてでございます。。ご期待に応えられるようこれからも頑張っていきます！！ (2021年5月22日 0時) (
レス) id: b48d1e31b9 (このIDを非表示/違反報告)
ミるく - すっごい面白い！笑更新が待ち遠しくてこの作品のために一週間乗り越えられます笑笑これからも更新頑張ってください！ (2021年5月21日 22時) (レス) id: bca0fd11c6 (このIDを非表示/違反報告)
黒髪の色白さん(プロフ) - 美優さん» コメントありがとうございます！！そう言っていただけてとても感激しております！！これからもよろしくお願いします＜(_ _)＞ (2021年5月16日 2時) (レス) id: b48d1e31b9 (このIDを非表示/違反報告)
美優(プロフ) - すごく面白くて一気読みしちゃいました！更新楽しみにしています！ (2021年5月15日 12時) (レス) id: 752e5a7709 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒髪の色白さん | 作成日時：2021年5月11日 0時
