闘う掃除婦11 ページ20
ｴｰｽ「ま、この海で1番の海賊は俺達だろうぜ！
な！親父！」
白ひげ「グララララ！」
エースの言葉に笑って酒を飲む白ひげさん
広い甲板で酒を交わす船員達。それを十分見渡せる位置で白ひげさんとエースと共に静かに酒を飲む。
船長のことを"親父"と呼び、クルーのことを"息子"と呼ぶこの海賊団
奇妙で、でもいいなと思えるこの大家族の中で
私は1人、"部外者"という壁を感じていた
『…ふふっ…………私の出会った船長さんは麦わら帽子を被って、野原を駆け回る少年って感じだったけど
白ひげさんは一家の大黒柱って感じね…』
まさに正反対…
空になった白ひげさんの盃に酒を注ぐ
一見対極にある2つの海賊団に何か似たものを感じ、
それがなんなのか少し思案しながら甲板を眺めていた
ｴｰｽ「……………………なあ、A、」
『……ん？』
ｴｰｽ「お前の話に出てきた船長さんって奴、……麦わら帽子を被ってんのか？？」
『えぇ。…んーと確か、海賊旗にも麦わら帽子が描かれてたわね、』
私がそう言いながら自分のジョッキに酒を注いでいると、エースは興奮気味に身を乗り出し…
ｴｰｽ「それ！！おれの弟だぞ！！」
と言った
『おとう……………って、え！！弟！？
………ルフィが！！？』
ｴｰｽ「そう！！ルフィ！！！なんだお前ルフィと知り合いだったのかァ！！」
2人して興奮して声を上げてると、隣でそれを見ていた白ひげさんが大きく笑った
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ダイニングでテーブルに突っ伏していると、コトッという音で顔を上げ目の前に置かれたコップに気がつく
ｻｯﾁ「大丈夫か？」
『……………死にそう、』
絶賛二日酔い中のわたくし
依頼された掃除婦としての仕事をこなし、青い顔でダイニングで死んでいた
………調子乗りすぎた、、、エースがルフィの兄貴だとわかって、ルフィの話でちょー盛り上がって、飲むペースも完全に崩れちゃってこのザマ、、、
『……はぁ……………サッチはお酒強いの？』
ｻｯﾁ「俺はみんなのつまみを作ったりしてたからな。ずっと飲んでた訳じゃないんだ」
『…なるほどね、
…………あﾞー……………もうお酒飲まない…………』
向かいに座って二日酔いのキツさで完全にダウンしている私を哀れんだように笑うサッチ
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黒髪の色白さん(プロフ) - ミるくさん» コメント呼んだだけで発狂するぐらい喜んだのは初めてでございます。。ご期待に応えられるようこれからも頑張っていきます！！ (2021年5月22日 0時) (
レス) id: b48d1e31b9 (このIDを非表示/違反報告)
ミるく - すっごい面白い！笑更新が待ち遠しくてこの作品のために一週間乗り越えられます笑笑これからも更新頑張ってください！ (2021年5月21日 22時) (レス) id: bca0fd11c6 (このIDを非表示/違反報告)
黒髪の色白さん(プロフ) - 美優さん» コメントありがとうございます！！そう言っていただけてとても感激しております！！これからもよろしくお願いします＜(_ _)＞ (2021年5月16日 2時) (レス) id: b48d1e31b9 (このIDを非表示/違反報告)
美優(プロフ) - すごく面白くて一気読みしちゃいました！更新楽しみにしています！ (2021年5月15日 12時) (レス) id: 752e5a7709 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒髪の色白さん | 作成日時：2021年5月11日 0時
