使命と宿命12 ページ2
ﾛｰ「………………なんだ、？…」
………力が、、抜けたのか？
体に起こった異変、それを確かめる為に手をグーパーと動かす
ﾛｰ「……？」
……さっきので、こいつに力を吸い取られた？
……これもこいつの能力か？
壁に手をつきながら立ち上がり、少し離れた位置から彼女を視る
表情が先程より落ち着いていることに気づく
だが苦しい事に変わりないようで、相変わらず荒い呼吸をしていた
ﾛｰ「…………」
警戒しつつ近づき顔を見る
彼女の唇が切れ、血が滲んでいた
俺は…無意識にその唇へ触れようとした…
その瞬間、扉の外から駆ける足音が聞こえ
咄嗟に手を引っ込める
ﾍﾞﾎﾟ「キャプテン！！持ってきたよ！！」
薬を持ったベポと他のクルー達がオペ室へ入ってきた
ﾍﾞﾎﾟ「……キャプテン？…どうかした？」
ﾛｰ「………………いいや。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
オペが終わり、容態が安定したAは病室へ移された
クルー達はお茶を飲んだり一服したりしながら一息ついた
ﾍﾟﾝｷﾞﾝ「………取り敢えず、一安心だな。」
ｼｬﾁ「だな。……まさか感染症になってたなんて」
ﾍﾟﾝｷﾞﾝ「珍しい病原体なんだろ？キャプテンがいなかったらあの子死んでたかもな…」
ｼｬﾁ「盗人でも人の命に変わりないからなー……
……なんだかんだ言って、ちゃーんと人助けするんだよなあ、うちのキャプテン。」
シャチの言葉にククッとにやけるペンギン
そこへ肩を落としてやってくるベポ
ﾍﾟﾝｷﾞﾝ「……ん？…おいベポ、どうしたんだ？」
ﾍﾞﾎﾟ「……………おれ、、、あとでキャプテンに怒られるかも……」
ﾍﾟﾝｷﾞﾝ「はあ？…」
隠れて自分の食事を彼女に分け与えていた事をローに知られてしまったと2人に打ち明けたベポ
ひどく落ち込むベポにどう声をかけるか考えた2人は
「ベポが気づかなかったら処置が遅れてあの子死んでたかもな」と言い
Aの異変にいち早く気づいたベポを褒め、慰めた
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黒髪の色白さん(プロフ) - ミるくさん» コメント呼んだだけで発狂するぐらい喜んだのは初めてでございます。。ご期待に応えられるようこれからも頑張っていきます！！ (2021年5月22日 0時) (
レス) id: b48d1e31b9 (このIDを非表示/違反報告)
ミるく - すっごい面白い！笑更新が待ち遠しくてこの作品のために一週間乗り越えられます笑笑これからも更新頑張ってください！ (2021年5月21日 22時) (レス) id: bca0fd11c6 (このIDを非表示/違反報告)
黒髪の色白さん(プロフ) - 美優さん» コメントありがとうございます！！そう言っていただけてとても感激しております！！これからもよろしくお願いします＜(_ _)＞ (2021年5月16日 2時) (レス) id: b48d1e31b9 (このIDを非表示/違反報告)
美優(プロフ) - すごく面白くて一気読みしちゃいました！更新楽しみにしています！ (2021年5月15日 12時) (レス) id: 752e5a7709 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒髪の色白さん | 作成日時：2021年5月11日 0時
