=赤い風船・3= ページ3
「あ。。ひよこ。」
オレは呟き、ぱんつを左右に広げながら
もう一度言った。
「ひよこ。。
尻の真ん中あたりに、ひよこだ。」
「もぉー涼ちゃんっ。
そんな可愛いカッコして
しりって、言わないの!
おしりでしょ、おしり」
「お尻、、ねぇ。。」
「ね、可愛いでしょ。
ひよこの毛糸のぱんつ♪」
「かわいー、、のか?」
「かわいいよね、涼ちゃん」
ニッコリ笑う兄ちゃんの圧力に
オレは大急ぎで頷く、何回も頷くっっ。
「うん!うんうん、いいね、ちょーいい。
まじで、可愛いね」
「でしょ♡」
「うんっっ!」
ちょー頷きながら、オレは__。
オレは何かを失いながら
毛糸のぱんつを履いた・・。
___とほほ。
何だろ、この履き心地。
ちくちくしてない。
もこもこで、柔らかい肌触り。
うむ、これは、これで。。いい。
お腹、安心だ。
「よし、じゃあ涼ちゃん。
ウィッグ被るからね。
まずは、このあみあみを
被ってー」
「へーぃぃ」
何か分からんけど、
兄ちゃんから渡された
網状の黒いヤツ被る。。
「なぁ兄ちゃん、これ何?」
「それはね、ウィッグネットって言うの。
髪の毛をその中に収めて、被り易く
且つ、綺麗にウィッグが被れるの。」
「へぇぇぇ〜〜。
兄ちゃんは、何でも知ってんね」
「ふふ。まぁね。
じゃ〜ウィッグ被るから
ソファの前来て、涼ちゃん」
「へーい」
ソファの前に行くと
兄ちゃんがオレの前に立ち、指導。
「いーぃ涼ちゃん。
こ〜やって、こう。
こ〜やって、こう被る!
分かった?」
「あ。。う、うん。」
ウィッグを受け取って
オレは兄ちゃんの真似して
パッとサッと被る。
「わ♪涼ちゃんじょうずっっ!!
じゃあちょっと整えま〜す」
「おねがいしまーす」
ぺしゃんとソファに座ると
目の前に兄ちゃんが来て
ヘアメイクアップアーティストみてぇに
真剣な顔して、整える。整える。
長いくるくるの髪を、整え。
前髪を整え、最終的には__
なんか変なバンドを、頭につけた。
「兄ちゃん、それ__何??」
「これはね、ヘッドドレスっていう
髪飾り。」
「へぇぇぇ〜〜」
色々知ってる兄ちゃんに感心してるオレを
兄ちゃんは、まじまじと見て、それから・・
「わ〜〜すごい!涼ちゃんすごいよ!
メイクなくても女の子みたい!
すっごくかわいぃぃ〜」
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あひる☆(プロフ) - わたあめさん» わわ。待って待すを、とっても気に入って、普段使っていますー(o´д`o)ノかわいー❤️ (7月8日 15時) (レス) id: 76fb725158 (このIDを非表示/違反報告)
わたあめ - あぁ💦誤字してましたね💦すいません(´・ω・`)はい!また続き楽しみにしてますね!✨ (7月8日 0時) (レス) @page37 id: c3da2a518a (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - わたあめさん» はわわーぃ(っ'ヮ'c)わたあめしゃま、貴重なコメントありがとうございます‼️かみさくだなんて、恐れ多いてふー(*≧з≦)とっても嬉しくって神❤️待って待す。にきゅんっとしましたー😁がんばります(´Д`) (6月28日 13時) (レス) id: 76fb725158 (このIDを非表示/違反報告)
わたあめ - ゆとやまやっぱり最高過ぎます😭💘!主様の書く作品神作ばっかりで最高です!続き楽しみに待って待す✨ (6月22日 18時) (レス) @page34 id: c3da2a518a (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - イルカと海男。さん» イルカと海男。しゃまぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!コメントありがとうございます!応援嬉しいです。最後までお付き合いいただけるとうれしぃ〜〜♪ (5月19日 3時) (レス) id: eb2abccc14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あひる☆ | 作成日時:2023年5月10日 3時