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「こいつと話があるからな。」
「げっ響木さん…」
「無茶はするなと言ったんだがな」
「…安心してください響木さん。私無傷」
「そういう問題じゃないだろ。」
突然の説教タイムに困惑しながら控室へと戻っていく帝国の選手を全員見送ってから、響木さんは深くため息をついた。
「影山は鬼瓦刑事が連れて行った。」
「…そうですか。」
これから警察署でいろいろ聞くんだろう。きっと部下さんたちはまだ何人か残っているだろうから、また連絡来るかな。
「そういえば帝国の監督はどうするんです？監督いないと大会出れないんじゃないでしたっけ？」
「顧問に監督を頼むといっていた。」
「ならいいですけど。」
これでやっと彼らは何かに縛られることなくサッカーができるのか。
ほっと一息ついたところで、響木さんが「おい、A」と呼んだ。
「はい？」
「お前、影山とはこの間店の前で会ったのが初めてだよな？」
「はい。まあ練習試合の時に少し見ましたけど、会話はしませんでしたし。」
「店の前に来て以来会ってないな？」
「はい。…どうしたんです？何かあったんですか。」
ここまでしつこく聞いてくる響木さんに驚いたし、さすがに何かあったとわかる。
「…さっきお前の名前が奴の口から出てきてな。少し気になっただけだ。」
「そうですか。確かにこの間意味深なこと言ってましたし…不思議ですね。」
「奴は何か知っているような口ぶりだった。」
「知っている？」
「『お前らは相澤Aの正体を知っているのか？』と言ったんだ。」
「…え？」
それはほぼ黒じゃないか。一体どういうことだろう。本当に影山と会ったのはこの間が初めてだし、それまでは存在すら知らなかった。影山は私の存在は知っていたようだったが、七年もいれば知られていてもおかしくはない。私の情報がほとんどないことも。
でも正体…私が別世界の人間ということは、響木さんと鬼瓦さんにしか言っていない。二人とも誰にも言っていないはずだ。
「まあ署で鬼瓦刑事に聞かれるだろう。」
「…そうですね」
「すまない、不安にさせたな。」
「いえ、ありがたい情報です。それより早く皆のとこに行ってあげてください。」
「ああ。お前はどうする？監督補佐としてベンチで見ることもできるが。」
「…客席で見てます。」
そうか、と言って響木さんは控室へ向かった。やばいな、補佐の件の言い訳考えなきゃ。
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冷(仮) - イナイレ×ヒロアカだと！？最高じゃあないですかぁぁぁぁ！(更新頑張ってください！) (2019年2月7日 22時) (
レス) id: 43543d3530 (このIDを非表示/違反報告)
尾崎紅葉 - やったーーーー！！！！！！夢主かっこいい！！ (2019年1月26日 20時) (レス) id: e08d45dbb6 (このIDを非表示/違反報告)
尾崎紅葉 - 面白いし、かっこいいです！！！！更新してください！お願いします！ (2018年10月21日 23時) (レス) id: f02ea9a8e7 (このIDを非表示/違反報告)
晃(プロフ) - 捕縛武器で冬海先生を捕縛したシーンが胸アツで凄くどきどきしました……！！今後の展開もすごく楽しみです！ (2018年8月28日 20時) (レス) id: 661c750830 (このIDを非表示/違反報告)
いまづき(プロフ) - 早く続きが読みたいですね！ (2018年7月31日 18時) (レス) id: 14b35c0538 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜飴 | 作成日時：2017年10月23日 22時
