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ふと下を見ると、まだ選手が残っていた。まずは彼らを避難させないと…
そう思った時だった。ガコンッと音がし、少し足元がふらついた。
「…なっ！？」
まだ確認していなかった鉄骨が外れ、さっきのようにコートへ落ちていったのだ。慌てて個性で『鉄骨の質量』を『忘却』し引き上げようとしたが、捕縛武器がわずかに届かなかった。
このまま落ちても鉄骨はふわふわと落ちるのだが、まだ下には選手がいる。瞬きをするまでは質量のない鉄骨だが、その分落ちる速さが遅く落ちる場所も予測しづらい。さらに人以外のモノに対しては長時間個性を出せない私の個性が切れれば、急に質量を戻した鉄骨が加速して落ちる。それもコートに落ちるとは限らない。最悪観客席に…
「くそっ」
私は足場をけってコートへ飛び下りる。さっきの音で気が付いたのか、選手たちは走ってコートの外を目指していた。これなら早めに個性を解除できるかもしれない。あとは捕縛武器で無理やりコート上に鉄骨を引っ張れば…
「うわっ」
「佐久間！」
捕縛武器を構えたところで、下から焦るような声が聞こえた。帝国の選手が一人躓いてしゃがみ込んでいる。さっきの鉄骨で歪んだコートのせいで、足を痛めたようでそのまま動かない。いくら捕縛武器で落下位置を調整できるからといって、この場所は安全とは言えない。
「動くな！」
躓いた彼を助けようともどってきた選手たちにそう叫ぶと、上から急降下する私に気づき足を止めた。私は捕縛武器を向ける方向を、彼らが避難している方の観客席一番前の手すりに変え、引っかけた後思いっきり捕縛武器を引っ張った。反作用で引き寄せられ、その勢いのまま躓いた選手を抱えて瞬きをした。
質量を戻した鉄骨は先ほどではないが、派手な音をたててコートの中に落ちた。私は観客席に巻き付けていた捕縛武器を解き、選手を抱えなおして着地した。勢いよくいったからか、帝国学園の選手の前を走っていた雷門の選手たちが目の前にいた。抱えていた選手を下ろし、足に気を付けながら座らせる。
「ごめんね、荒っぽくして。大丈夫？」
「…は…はい…」
「…A…さん…！？」
風丸くんがありえないものを見るような目で、私を呼んだ。いや、見ているのはみんなか。まあ確かにいきなり上から飛んで来たらびっくりするよね。
「もう大丈夫。皆も怪我無い？」
だから、私は�癸吋辧璽蹇爾里茲Δ望个辰拭�
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冷(仮) - イナイレ×ヒロアカだと！？最高じゃあないですかぁぁぁぁ！(更新頑張ってください！) (2019年2月7日 22時) (
レス) id: 43543d3530 (このIDを非表示/違反報告)
尾崎紅葉 - やったーーーー！！！！！！夢主かっこいい！！ (2019年1月26日 20時) (レス) id: e08d45dbb6 (このIDを非表示/違反報告)
尾崎紅葉 - 面白いし、かっこいいです！！！！更新してください！お願いします！ (2018年10月21日 23時) (レス) id: f02ea9a8e7 (このIDを非表示/違反報告)
晃(プロフ) - 捕縛武器で冬海先生を捕縛したシーンが胸アツで凄くどきどきしました……！！今後の展開もすごく楽しみです！ (2018年8月28日 20時) (レス) id: 661c750830 (このIDを非表示/違反報告)
いまづき(プロフ) - 早く続きが読みたいですね！ (2018年7月31日 18時) (レス) id: 14b35c0538 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜飴 | 作成日時：2017年10月23日 22時
