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明日はとうとう帝国学園と雷門中の試合。午前中は響木さんといつも通りお店で働いていたが、響木さんは午後から雷門中へ向かった。
実は昨日、響木さんに「お前、雷門の監督補佐でもやらないか」と言われた。もちろん断ったが、気にせず内容を伝えてくる。少しはこっちの話を聞いてください。
内容はほぼマネージャーと一緒。自分でいうのもあれだが、力だけはあるので力仕事ならお安いご用だ。
が、今日までずっと営業していた雷雷軒を急に午後…夕方まで休業にするのは常連さんが困るでしょうと説得し、一週間ほどの間は午後は私が一人で営業。常連さんに声かけつつ、それが終わったらこっちに来いと言われた。
そんなわけで今、他の言い訳が思いつかなくてとても困っている。
「助けてください鬼瓦さん。」
「嘘ついてまでやりたくないのか…」
「嘘じゃない、合理的虚偽です。」
「それを嘘って言うんだよ。」
お客さんが鬼瓦だけになった時相談してみたものの、鬼瓦さんは向こうの味方だった。ちっ。
「良いんじゃないか？お前さんならあの子達の力になれると思うぜ。」
「なれませんよ。サッカーのルールも詳しくないし。」
「今から知れば良いだろう。」
「…本来の目的を忘れたわけじゃないんですよ？私。」
「補佐をやりながら探せばいいさ。」
「何がなんでも勧めますね。」
元の世界に帰ることを出しても動じない鬼瓦さん。困った、味方がいない。
「…まぁそれはそうと…影山はどうなんですか？明日の試合…」
「その事だが、明日は俺らも帝国へ向かうことにした。」
「やっぱり何か…」
「奴は必ず何か手を打つはずだ。…雷門に何をするかわからん。下手すれば…」
「……。」
頭の中で一昨日の影山の言葉が残っていた。
帝国学園やサッカーとは関わっていなかったが、七年もこっちにいる。私の名前が知られているのは想定内だが、じゃああの後の言葉は…まるで私の事情を知っているような口振り…。鎌をかけただけかもしれないが…。
嫌な予感がする…。
「響木にも言うが、明日試合を見に行くなら注意して…」
「鬼瓦さん。」
ここまで話を聞いて…影山と会って…知ってしまった以上、見過ごせない。
『最善』を考えろ。
「明日のそれ…私も鬼瓦さんに着いていかせてください。」
「…は！？何を言って…！」
「これでも毎日走り込みはしてますし、トレーニングだってしてます。」
「………」
「私を…『ヒーロー』を使ってみませんか？」
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冷(仮) - イナイレ×ヒロアカだと！？最高じゃあないですかぁぁぁぁ！(更新頑張ってください！) (2019年2月7日 22時) (
レス) id: 43543d3530 (このIDを非表示/違反報告)
尾崎紅葉 - やったーーーー！！！！！！夢主かっこいい！！ (2019年1月26日 20時) (レス) id: e08d45dbb6 (このIDを非表示/違反報告)
尾崎紅葉 - 面白いし、かっこいいです！！！！更新してください！お願いします！ (2018年10月21日 23時) (レス) id: f02ea9a8e7 (このIDを非表示/違反報告)
晃(プロフ) - 捕縛武器で冬海先生を捕縛したシーンが胸アツで凄くどきどきしました……！！今後の展開もすごく楽しみです！ (2018年8月28日 20時) (レス) id: 661c750830 (このIDを非表示/違反報告)
いまづき(プロフ) - 早く続きが読みたいですね！ (2018年7月31日 18時) (レス) id: 14b35c0538 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜飴 | 作成日時：2017年10月23日 22時
