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翌日、休憩中に部屋で寝ていた私は、お店の扉が開く音がして目を覚ます。お客さんが来たかな、手伝わないと…と思っていたが、どうやら違うようだ。
「またお前か。」
「また俺だよ。」
円堂君の声だった。ということはまた監督の話かな…
「何度来ても答えは変わらんぞ。」
「だったら俺と勝負しよう！」
「勝負だァ？」
「そうだよ！刑事さんから聞いたよ。おじさん、キーパーなんだろ？」
私は下に降りず、聞き耳を立てた。刑事さんって…鬼瓦さん？
「鬼瓦のおやじか。あのお節介め……ほぉ小麦粉も値上がりか…」
「っ…！」
円堂君の話を全く聞こうとしない響木さん。するとドンッ、と机を叩くような音が響いた。
「おい！」
「キーパーなら、どんな球でも受け止めるもんだろ…！」
「…」
「昔のこと聞いたよ。いっぺん試合できなくなったからって、それがなんだ！人生まだまだ終わってねーぞ！！」
人生まだまだ終わってねーぞ…か……。
「…フンッ…このガキんちょが。」
「俺思うんだ！キーパーは足を踏ん張って、へその下に力入れて…でないと守れるゴールも守れないだろ？」
「へその下か。はっはっはっ！…大介さんも似たようなこと言ってたな。キーパーがゴールを守っているから、皆全力で敵にぶつかっていける。」
「そうだよ！だから俺も全力でおじさんにぶつかる！勝負だ！」
「勝負だと？」
「おう！キーパーの俺を見てくれ！」
「ほう…」
「おじさんが三本シュートを打って、俺が三本ともシュートを止めたら、監督をやってくれ！」
なんだか面白そうになってきたな…。私は寝袋から出ると髪を結わき直した。
「はぁ？三本中三本？アホな勝負だな。」
「やるの？やらないの？」
「…大した自信だ。…おい！A！」
「聞こえてますよ。」
私は下に降り、厨房の方から顔を出す。
「今からこいつと河川敷で勝負してくる。」
「了解です。私は円堂君応援しながら店番してますね。」
「おう！絶対止めてやる！」
「こいつの応援か。」
楽しそうな、それでもって嬉しそうな二人を見送った。私は少しわくわくしながら響木さんの読みかけの新聞を読んで待った。
しばらくして帰ってきた響木さんから「明日から監督をすることになった」と聞いて、「よかったですね。」と笑った。
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冷(仮) - イナイレ×ヒロアカだと！？最高じゃあないですかぁぁぁぁ！(更新頑張ってください！) (2019年2月7日 22時) (
レス) id: 43543d3530 (このIDを非表示/違反報告)
尾崎紅葉 - やったーーーー！！！！！！夢主かっこいい！！ (2019年1月26日 20時) (レス) id: e08d45dbb6 (このIDを非表示/違反報告)
尾崎紅葉 - 面白いし、かっこいいです！！！！更新してください！お願いします！ (2018年10月21日 23時) (レス) id: f02ea9a8e7 (このIDを非表示/違反報告)
晃(プロフ) - 捕縛武器で冬海先生を捕縛したシーンが胸アツで凄くどきどきしました……！！今後の展開もすごく楽しみです！ (2018年8月28日 20時) (レス) id: 661c750830 (このIDを非表示/違反報告)
いまづき(プロフ) - 早く続きが読みたいですね！ (2018年7月31日 18時) (レス) id: 14b35c0538 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜飴 | 作成日時：2017年10月23日 22時
