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「いたっ…！なんなんですかこれは！？」
「えっと…そこのお嬢さん？この人警察につき出したりします？しないなら私に任せてもらえるとありがたい。」
「え、えぇ。冬海先生には学校から去ってもらえれば結構です。」
「ありがとう。」
きっと彼女はこの学校のお偉いさんの関係者なのだろう。さっき「理事長の〜」なんて言っていたから。
「離しなさい！あなたは何なんですか！ウチの関係者じゃないでしょう！？」
「あんたももう関係者じゃないでしょ。別に話を聞くだけだから落ち着いて。…皆、騒いじゃってごめんね？差し入れあるから、あとで『皆で』分けっこしてね。」
「は、はい…」と引き気味の返事が帰ってくる。わからないでもない。急にやって来て元教師を押さえてるからね…。
苦笑していると、突然右手が軽くなった。捕縛武器が緩んだのだ。
「離しなさいって…！！」
「っ！Aさん危ない！」
そう、冬海先生？がこちらへ走ってきた。それも、拳を振り上げて。私はその腕を掴み止め、もう片方の手で顎に一発入れた。その衝撃で失神した彼の服を掴んで支えるのを忘れずに。
「危ないな…。ありがとね。それじゃあ、練習頑張って。」
「えっ…あっ…」
意識のない人を支えるのは大変だが、力だけはあるのでそのまま逃げるように門へ向かった。
向こうではヒーローの活動として皆認知していたところもあるが、さっきの私の行動…こちらでは見慣れないし、あまり良いものでもなかっただろう。ため息をついて、鬼瓦さんに連絡する。
「…もしもし、相澤です。鬼瓦さん、あの影山さん？と繋がってた雷門中の教師がいるのですが…はい……そうです。雷門中の前ですが、少し離れます。はい……お願いします。」
さて、このまま雷門中の前にいても怪しまれるだけだから離れよう。そう思ったとき、冬海さんは意識を取り戻した。
「…うっ…」
「あ、起きました？すいませんね、さっきは手荒な真似しちゃって。」
「ひぃっ！？は、離せ！！」
「落ち着いて。」
「あの方がっ影山が見ている！！」
だいぶ混乱しているようで、腕をつかむのがやっとだった。
「見てませんよ。」
「知らないからそんなことを言えるんだ！あの人はっ…何もかも見ている…！！」
「……」
「離せ！早くいかないとっ…！」
「ほい。」
私は彼の腕を離した。少々驚いているようだったが、そのまま逃げて行った。
見ている…か…
影山って…一体何なの…？
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冷(仮) - イナイレ×ヒロアカだと！？最高じゃあないですかぁぁぁぁ！(更新頑張ってください！) (2019年2月7日 22時) (
レス) id: 43543d3530 (このIDを非表示/違反報告)
尾崎紅葉 - やったーーーー！！！！！！夢主かっこいい！！ (2019年1月26日 20時) (レス) id: e08d45dbb6 (このIDを非表示/違反報告)
尾崎紅葉 - 面白いし、かっこいいです！！！！更新してください！お願いします！ (2018年10月21日 23時) (レス) id: f02ea9a8e7 (このIDを非表示/違反報告)
晃(プロフ) - 捕縛武器で冬海先生を捕縛したシーンが胸アツで凄くどきどきしました……！！今後の展開もすごく楽しみです！ (2018年8月28日 20時) (レス) id: 661c750830 (このIDを非表示/違反報告)
いまづき(プロフ) - 早く続きが読みたいですね！ (2018年7月31日 18時) (レス) id: 14b35c0538 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜飴 | 作成日時：2017年10月23日 22時
