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あ…りえない…
「何の為に！」
「あなた方をフットボールフロンティアの決勝戦に参加させないためです。」
「なんだって…！？」
「あなた方が決勝戦に出ると困る人がいるんです。その人のために私はやった。」
困る人…？それも決勝戦って…
頭のなかで、ある人物にたどり着く。まさか…
「帝国の学園長か！」
「！」
「帝国のためなら、生徒がどうなっても良いと思っているのか！」
「君たちは知らないんだ。あの方がどんなに恐ろしいか…！」
「あぁ、知りたくもない！」
「あなたのような教師は学校を去りなさい。これは理事長の言葉と思ってもらって結構です。」
彼が帝国学園の学園長…影山と繋がっていると、確定したところで、私はウエストポーチのチャックを開けた。
「クビですか、そりゃいい。いい加減こんなところで教師やってるのも飽きてきたところです。しかし、この雷門中に入り込んだスパイが私だけと思わないことだ。」
「？」
「ねぇ、土門くん？」
「えっ…」
「え…！？」
「土門くん…？」
一斉に皆が振り替える。注目している人物に目だけを向けると、悲しそうな顔をしている子がいた。野生中が終わった頃から一度か二度、雷雷軒に来たことがある子だった。
帝国のスパイって…中学生でそこまでやらせる…？
「では、失礼します。」
「…待て。」
「？何なんですかあなたは。」
「Aさん…？」
混乱に乗じて立ち去ろうとしていた『元』監督さんを引き留める。そんな私に驚いたのか、皆もこちらを見た。
…例えあの女の子(お嬢様？)がクビで済ませても、私は彼を差し出せる相手がいる。そうじゃなくても、苛ついている。
「あんたが帝国のスパイってわかったんだ。未遂だが事故まで起こそうとした…。折角なら他にも…もっといろいろ聞き出そう。」
「っ！な、なら土門君に聞けばいいでしょう！？」
「あんな悲しそうな顔してる子に？…子供に責任押し付けるな。大人だろ。」
「…っ知りません！さようなら！」
私が苛ついているのに気がついたのか、悲鳴に近い挨拶をして逃げ出した。が、
「逃がすか…よっ！」
「！！」
私は左手で開いたポーチから捕縛武器を取りだし、素早く彼へ向けて放つ。人に使うのは久しぶりで手加減ができそうになかったので、手首に巻き付け、右手で引く。
「ここで話すのも時間の無駄だ。合理的にいこう。」
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冷(仮) - イナイレ×ヒロアカだと！？最高じゃあないですかぁぁぁぁ！(更新頑張ってください！) (2019年2月7日 22時) (
レス) id: 43543d3530 (このIDを非表示/違反報告)
尾崎紅葉 - やったーーーー！！！！！！夢主かっこいい！！ (2019年1月26日 20時) (レス) id: e08d45dbb6 (このIDを非表示/違反報告)
尾崎紅葉 - 面白いし、かっこいいです！！！！更新してください！お願いします！ (2018年10月21日 23時) (レス) id: f02ea9a8e7 (このIDを非表示/違反報告)
晃(プロフ) - 捕縛武器で冬海先生を捕縛したシーンが胸アツで凄くどきどきしました……！！今後の展開もすごく楽しみです！ (2018年8月28日 20時) (レス) id: 661c750830 (このIDを非表示/違反報告)
いまづき(プロフ) - 早く続きが読みたいですね！ (2018年7月31日 18時) (レス) id: 14b35c0538 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜飴 | 作成日時：2017年10月23日 22時
