眠 ページ27
さてさて、ゾロとの同居生活が始まったわけですが
最初の1週間はほんとに大変でした。
A「ゾーロー！！！起きて！！ご飯できてるよ！遅刻するよ！ゾロってばーー！」
ゾ「ぐがー…」
起きないし
A「え、まだゾロついてないんですか？」
フ『アゥ！出勤時間は過ぎてるぜ』
A「地図とお弁当持たせて1時間以上前に送り出したんだけど…」
迷子になったり
A「もー！お酒飲みすぎだってば！明日も仕事なんでしょ？」
ゾ「これくらい飲んだうちにも入んねぇよ」
意見が割れたり
口喧嘩が絶えず、時には剣を交えたりしましたが、今では慣れました。
むしろ、嬉しいのです。
A「帰り遅いなぁ…」
同棲が始まってから3週間ほど経ちました。
今日はゾロの帰りがとても遅いです。
ご飯は一緒に食べたいんだけどなぁ…
こんなに遅いと何かあったのかと心配になる。
帰りはフランキーが家まで送ってくれるんだけど、途中で何かあったのかしら。
A(…あ、だめだ…睡魔が……)
迎えに行ってもすれ違うかもしれないし、得策じゃないよね。
きっと仕事が長引いてるんだ。
なら、このまま待っていよう。
それに、ちょっとくらい寝ててもいいよね
♠
ゾロSaid
すっかり夜だ。
本当ならいつも通りの時間に帰れるはずだった。
が、何故か宴会が始まり、無理やり付き合わされ、こんな時間になってしまったのだ。
しかも暗くて道がよくわからねぇ
なんとか家に辿りついたのは0:00
流石にAは寝てるよな…と思いつつ、家に入った。
ゾ「わりぃ遅くなった」
…
反応は0
まあそうだよなと思いつつ上がると、リビングの電気がついてることに気がつく。
部屋に入ると、机の上には2人分の飯。
今日は魚か…悪くねぇ。
そして、ソファーの上で眠る姫さん。
飯も食わずに、俺が帰るのを待っていたのか。
ゾ「おい、帰ったぞ」
A「…ん…」
試しに起こしてみたが、少し反応しただけで起きそうにねえ。
ったく、寝るなら布団で寝ろよ。
Aを抱えて寝室まで運ぶ。
艷めく唇から出る吐息は規則正しく、色っぽい。
A「…ゾロ……」
そう呟いて口元は弧を描く。
…ここまでされて手を出してねぇ俺を誰か褒めてくれ。
ゾ「…明日は早く帰るか」
そうして少しだけ口付けた。
やっと手に入れた、俺だけの…────
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明奈里桜。(プロフ) - ゾロ大好き女さん» ありがとうございます！更新遅くて申し訳ございません。これからも宜しくお願いします！ (2017年3月11日 10時) (
レス) id: 282ceec753 (このIDを非表示/違反報告)
ゾロ大好き女 - こちらの作品読んでもっともっとゾロが大好きになりました！大変だとは思いますが、更新楽しみにしています！！ (2017年3月3日 22時) (レス) id: 3de56a1477 (このIDを非表示/違反報告)
明奈里桜。(プロフ) - ゆゆんかさん» 応援ありがとうございます！そう言ってもらえると、作者冥利につきます。これからもよろしくお願いします！！ (2017年1月13日 22時) (レス) id: 282ceec753 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆんか - このお話すっごく好きです！毎回がとっても楽しみです！私は応援することしか出来ませんが、精一杯応援させていただきます。がんばれー！！ (2017年1月9日 21時) (レス) id: 0d26e92b2e (このIDを非表示/違反報告)
明奈里桜。(プロフ) - レンさん» コメントありがとうございます！これからも頑張ります！ (2017年1月6日 4時) (レス) id: 282ceec753 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：明奈里桜 | 作成日時：2016年12月6日 21時
