9話.末っ子と長女。 ページ13
ー馴れ初め篇
<エースが白ひげ海賊団に入ってから二ヶ月が経った。空席だった二番隊の隊長をエースに任せる話がでたのだが...中々首を縦に振らないエースを見かねたオヤジが出した条件を聞いてついにエースが折れた>
ー隊長会議ー
マ「オヤジ、エースまで出席させてどうしたんだよぃ?」
白「空席だった二番隊の隊長をエースに任せてぇと思ってなァ...。エース、頼まれちゃあくれねぇか?」
ー慌てながらー
エ「オヤジ!?な、何言ってんだよ...。俺は、隊長なんて器じゃねぇよ」
白「エース、お前じゃねぇとダメなんだ」
エ「そ、そんな事言われてもよォ...。俺は、入ったばっかりだし。書類仕事も苦手だ。力不足じゃねぇか?」
ーニヤリと笑いながらー
白「そうかァ。残念だなァ...。おめぇが隊長をやってくれるなら副隊長をレーラにする予定だったんだがなァ...」
ーそれを聞いた隊長達は、オヤジとエースを見てー
マ「オヤジ。レーラを使ってエースを釣る気かよぃ...」
イ「末っ子と長女か...。面白そうだねぇ」
ハ「見てよ。あのエースの顔!」
ーエースがが肩を震わせながら顔をあげてー
エ「二番隊の隊長...やらせてくれ!」
白「グララララァ...。やってくれるのかァ。頼んだぞォ!」
マ「二番隊の隊員は、どうするんだよぃ?」
白「エースの船に乗ってたヤツらがエースの下につきてぇらしい」
エ「えッ...。デュース達がか?」
ー嬉しそうな顔をしながらー
マ「これから、二番隊を頼むよぃ。エース」
エ「おう!」
ー隊長会議中の部屋にノック音が響きー
レーラ【オヤジ様、呼ばれたさかい来たんやけどなんか用事があるん?】
白「やっと来たかァ...。入れぇ!」
レーラ【あれ?みんな揃うてどないしたの...?】
白「あァ、隊長会議をしてたところだァ」
レーラ【それでオヤジ様用事は、なんやったん?】
白「二番隊の副隊長を任せたくてなァ...。頼まれてくれるかァ?」
レーラ【二番隊の副船長...。オヤジ様の頼みならええわぁ。引き受けんで】
白「頼んだぞォ...。レーラ」
レーラ【あ、隊長って誰なん?】
ー嬉しそうな顔で笑いながらー
白「グララララァ。今、二番隊の隊長がエースに決まったところだァ」
レーラ【そうやったんや。エースくんよろしゅう】
エ「お、おう!」
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作者名:竜胆ましろ | 作成日時:2023年10月23日 14時