７話.モビーに到着。 ページ11
＜赤髪の元に挨拶に来ていた弟の船に乗せてもらい二ヶ月ぶりに家族がいる船モビーに帰ってきた。弟を連れて船長室に向かう＞
ー笑顔でかけよってきてー
ハ「レーラおかえり！お使いどうだったの？」
レーラ【ハルくん、ただいま。笑顔が可愛い子ぉやったで】
ハ「弟？兄？年は、いくつくらいのヤツ？」
レーラ【年は、18だって。末っ子くんやなぁ】
アレク「ハルタ、元気そうやな」
ハ「アレクじゃん。レーラを送って来てくれたんだね。ありがとう。オヤジの所に行くんでしょ？」
アレク「あァ。またな」
＜船長室に向かって走っていくレーラの後ろ姿を見ながらウタに歩調を合わせてゆっくりと船長室に向かうアレク＞
ー船長室ー
ー扉をノックすると声が聞こえたー
白「レーラか？入っていいぞ」
ー満面の笑みで抱きつきながらー
レーラ【オヤジ様、ただいま！】
ー嬉しそうに笑いながらー
白「グララララァ。レーラ、おかえり。怪我したりしてねぇか？」
レーラ【うん。平気やわぁ。あ、アレクくんが紹介したい人がおるって言うとったで】
白「あァ。ロッカが言ってたなァ。結婚相手か」
ーウタを連れて部屋にはいりー
アレク「おとん、久しぶりやな。カラダは、平気なのか？」
白「大丈夫だ。いつも、いい酒をありがとうな」
アレク「おとん、この子ぉが俺の結婚相手でウタちゃんやで」
ー驚いた顔をしながらー
ウタ「大きい...。えっと...シャンクスの娘のウタって言います。よろしくお願いします？」
白「グララララァ。赤髪の娘か...。エレジアから連れてきたのかァ？」
アレク【せや。今は、お腹の中に俺の子ぉおるんや】
白「そうか。ウタ、少しこっちに来てくれるか？」
ー首を
ウタ「うん。なぁに？」
ー近寄ってきたウタを手のひらに乗せてー
白「グララララァ。今、何ヶ月だァ？」
ウタ「えっと...六ヶ月くらいだよ」
白「そうか。元気な子を産めよ」
ウタ「うん。ありがとう、白ひげさん」
白「家族が増えるのは、嬉しいなァ。グララララァ。レーラあのガキは、どうだった？」
ー真剣な顔になりー
レーラ【ええ子ぉやったで。笑顔可愛いかった。オヤジ様の事狙うてるみたいやな。そろそろ、ジンベイはんが連れてくるはずやわぁ】
白「そうか。楽しみだなァ。グララララァ」
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作者名：竜胆ましろ | 作成日時：2023年10月23日 14時
