【七つの大罪】キミノオト

プロローグ ページ4

〜？side〜

目を開けると目の前には草。




体はぐったりとしていて所々が傷だらけ。





自力では立ち上がることが出来ないと判断した私は、そのまま倒れていた。




痛い




怖い





そんな感情が頭を巡り、ぼぅっとする。



此処はどこ







私は誰？






私は…何者？



記憶が混乱していて、まともに状況を整理することはできなかった。



あぁ。





疲れた。







なんだか







とても眠たい





重い瞼をゆっくりと閉じると、青い光が点々と輝いていた。




キーン…




頭の中で機械音のようなものが鳴ると、思考がシャットダウンされたように目の前が真っ暗に染まる。



と思ったとたん、パアッと一面が明るくなると、私の周辺には花畑が広がっていた。


「＿＿＿＿＿！！」



何処からか声が聞こえてきた。



あれ？





なんだか懐かしい音。



声を辿ると、そこには人影が見えた。




ぼやけて顔も体もよく見えない。



ねぇ、








君は誰？


手を伸ばした瞬間、ぐにゃあと視界が曲がり、

ザザザ…というノイズがはいる。



やだ





まって





行かないで…





あなたは誰なの？





教えて






教えてよ…




ふっと足元の地面が消えて、深い穴に落ちていく。




そのまま私は身を丸め、深い深い闇の中に一人でおちたいった。


―――――
こんにちは、あん蜜です。
意味分かんないですね。。。

まぁ、お話は此処からですよ！

最後まで見て下さるとうれしいです。

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