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｢オーズ、前に出過ぎないで。ここは湾頭以上に狙われるわ。気を付けて。｣
｢ありがどう、Aざん…！｣
｢A！！｣
振り向けば呼んでいたのは父様。
薙刀の一振で海兵達を薙ぎ払ったのを見計らい肩に乗った。
｢良くやったA。次の指示までおれの側にいろ。｣
｢了解。｣
｢野郎共ォ！！エースを救い出し！！海軍を滅ぼせエェェ！！！｣
『ウオオオオオ！！！』
こちらの士気はどんどん上がっていく。
父様を凍らせようとやって来た青キジ。
炎を纏わせ氷を溶かすと、ジョズが代わりに相手をしてくれ、先に進ませてくれた。
私達の前ではエースの弟が黄猿にやられていた。
そして父様の元へ飛ばされる。
黄猿が何か言っていたけれど関係ない。
そもそもエースの弟は勝手に動いている訳で、決して父様の采配ではないし。
でも私ですら彼からただならぬものを感じている。
父様も気に入ってるみたいだしね。
クルーに弟を預け、私達は先に進む。
すると現れたのは赤犬。
私は父様の肩から飛び降り、先に行ってもらった。
｢紅姫！貴様邪魔じゃのお！！さっきから何度も何度も…消し炭にしてくれるわ！！！｣
｢やれるもんならどうぞ？｣
視界の隅に蒼炎が映った。マルコさんが処刑台に向かっていた。
しかしそれは英雄ガープによって阻まれた。
｢名前に惑わされるな！ただの老兵だ！！｣
父様と同じ世代の、英雄が守りに加わるのか。
｢余所見とは随分余裕じゃのう、紅姫！｣
｢っ！何、私と手を繋ぎたい訳？｣
スクアードの剣で貫かれた傷をグリグリと抉られる。
いつの間に手を握られていたのか。
マグマが効かないから物理に切り替えたの？
｢お前にマグマは効かんようじゃけぇ、こっちの方が効きそうだからのう。でなきゃ誰が好き好んで海賊の手なぞ握るものか。｣
カシャン、と錠をかけられる。
周りは焦ってるけれど私は別に焦らない。
海楼石だろうが覇気で壊せるから。でもよ？
｢何で私と貴方が繋がれてるのよ。もしかしてそういう趣味？｣
｢アホぬかせ。お前の能力は未知数じゃ。わしの側で見張る方が懸命じゃろうが。｣
｢だからって強行手段すぎない？貴方も戦えないでしょう。｣
｢お前如きこれで十分だ。｣
｢はっ、大した自信じゃない！｣
さっさと錠を破壊し、赤犬から距離を取った。
｢貴方に構ってる暇ないの。じゃあね。｣
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哀羅(プロフ) - 六作目も無事に終わり、次はシリーズ第七章！！おめでとうございます！これからも応援してます！この作品に出会えて本当、幸せです。 (2020年10月27日 22時) (
レス) id: 11aacecd07 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - 哀羅さん» あ、strawberry moonの6の話ですけどね！？6はもう最後まで書き上げていて、最後の確認中です！まだラストまで辿り着く気がしませんが...。応援嬉しいです♪ それと次回作は密かに下書き作ってあります笑 (2020年10月27日 20時) (レス) id: a0dbe60605 (このIDを非表示/違反報告)
哀羅(プロフ) - ルイさん» えぇぇ！！もうラストがルイさんの中には…あるんですね？！凄い！私なんて新作作って更新スローになってるんで汗羨ましい！もちろんこれからも応援してます！ちなみに今のこのお話が終わったら次何書くか決めてますか？ (2020年10月27日 19時) (レス) id: 4b111e8b4e (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - 哀羅さん» 夢主ちゃんは大切なものを守る為に必死なんですよね...！続編はまだですが、実はラストの構想はほぼ終わってるので、出来れば今日上げたいです！！ (2020年10月27日 18時) (レス) id: a0dbe60605 (このIDを非表示/違反報告)
哀羅(プロフ) - 主ちゃん攻めますね…！大丈夫ですか……！！万が一の時のイゾウさんの気持ちが計り知れない……。 (2020年10月27日 16時) (レス) id: 4b111e8b4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨音 | 作成日時：2020年10月13日 1時
