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＿No side
その日は突然やって来た。
ニュース・クーから新聞を受け取るよりも前に、その事実を知った。
今思えばこれは海軍の作戦のうちだったのかもしれないが、スカルが血相を変えて電伝虫片手に船長室へ飛び込んで来たのだ。
｢白ひげの旦那っ！これ聞いてくだせェ！！｣
｢ああ？なんだ朝っぱらから騒がしいな。｣
｢とにかく落ち着けよい。｣
そこには進路の相談に来ていたマルコもいた。
そして流れ出したのはどうやら海軍の無線。電波を盗聴したもののようだった。
『繰り返す、白ひげ海賊団2番隊隊長、"火拳"のエースをインペルダウンへ送還する。護衛船は───。』
｢オイ、これ本当なのか！？｣
｢たったさっき入ったやつです。恐らく今日明日には新聞に掲載されると思われます。｣
｢エース…。｣
｢何でだ？アイツはそう簡単に捕まるようなタマじゃないだろい？｣
｢どうやらティーチが絡んでるようで…その辺は今調査中なんで、分かり次第報告します。｣
｢オヤジ…っ！｣
｢分かってる。…Aの予感、当たっちまったなァ。隊長達を集めろ。作戦練るぞ。Aもだ。｣
｢了解！｣
マルコはすぐに船内放送を入れ、全員を集めた。
ただならぬ雰囲気に、いつも起きれない人達も飛び起き急いでやって来た。
｢エースが捕まった。｣
隊長達は息を呑んだ。
白ひげは…白ひげ海賊団は身内に手を出されて黙ってはいない。必ず助けに動く。
しかしエースは無敵を誇る大監獄を収容される。
策を練らなければ勝機はないだろう。
｢間違いなく戦争になるだろうが…お前等、着いてきてくれるな？｣
『おう！！！』
こうして、対海軍への策を練る隊長会議が始まった。
それは昼過ぎまでかかり、その頃には新聞一面にエースのインペルダウン収容が掲載されていた。
隊長会議が終わると、Aだけがその場に残った。
白ひげも話の内容は察しているらしい。
｢出自がバレたんじゃないかしら。なら処刑は免れられない。それに…その事実はこちらにも悪影響を及ぼしかねないわよ。｣
｢分かってらァ。だがここで戦力を減らすのは得策じゃねェ。｣
｢そうね。智将センゴク…何仕掛けてくるか分からないから、警戒しておく。｣
｢そうしてくれ。…ああそうだA。アレ頼む。｣
｢…分かった。準備してくるから、待ってて。｣
｢おう。｣
そしてAは部屋を出て行った。
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哀羅(プロフ) - 六作目も無事に終わり、次はシリーズ第七章！！おめでとうございます！これからも応援してます！この作品に出会えて本当、幸せです。 (2020年10月27日 22時) (
レス) id: 11aacecd07 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - 哀羅さん» あ、strawberry moonの6の話ですけどね！？6はもう最後まで書き上げていて、最後の確認中です！まだラストまで辿り着く気がしませんが...。応援嬉しいです♪ それと次回作は密かに下書き作ってあります笑 (2020年10月27日 20時) (レス) id: a0dbe60605 (このIDを非表示/違反報告)
哀羅(プロフ) - ルイさん» えぇぇ！！もうラストがルイさんの中には…あるんですね？！凄い！私なんて新作作って更新スローになってるんで汗羨ましい！もちろんこれからも応援してます！ちなみに今のこのお話が終わったら次何書くか決めてますか？ (2020年10月27日 19時) (レス) id: 4b111e8b4e (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - 哀羅さん» 夢主ちゃんは大切なものを守る為に必死なんですよね...！続編はまだですが、実はラストの構想はほぼ終わってるので、出来れば今日上げたいです！！ (2020年10月27日 18時) (レス) id: a0dbe60605 (このIDを非表示/違反報告)
哀羅(プロフ) - 主ちゃん攻めますね…！大丈夫ですか……！！万が一の時のイゾウさんの気持ちが計り知れない……。 (2020年10月27日 16時) (レス) id: 4b111e8b4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨音 | 作成日時：2020年10月13日 1時
