26 ページ27
それからお互いスケジュールを確認し合った。
マルコさん予定詰め込みすぎ…！
今は1番隊の鍛錬中。
体力があるから、全然疲れない！
｢マルコ隊長って呼べばいいのか、それともAちゃんでいいのか…どうすりゃいいんだ？｣
マルコ｢ああ、そうねぇ…好きに呼んで。混乱するなら真似してるわよ。｣
｢ぶふっ！…んんっ、え、Aちゃんマルコ隊長の真似してくれんの！？見たい！！｣
隊員達からのリクエストで、今日はマルコさんの真似をして過ごす事にした。
※分かりづらくなるので、ここからは適宜分かりやすいように名前を入れます。
A｢お前等、何へばってんだ？まだノルマは終わってねェよい！！｣
｢ひえっ！マジでマルコ隊長だ…！｣
｢やべっ、やらなきゃ！｣
｢Aちゃん話し方真似するの上手すぎだろ！！｣
ふふ、マルコさんには悪いけど楽しくなってきた。
マルコさん体力ありすぎて、これくらいじゃそんなに疲れないのも凄いなぁ。
私ももっと鍛錬しようかな。
｢そろそろ休憩…しませんか！！｣
｢も…ダメ…っす。｣
A｢あ、16番隊のメニューでやってた。ごめんごめん！｣
危うく医務室送りを出す所だった。
皆に声を掛けて休憩を入れる。
甲板に出ると見知った…でも強い覇気を感じた。
嫌な予感は当たるもんだ。
私はすぐに父様の部屋に向かった。
マルコ｢父様っ！｣
ノックも忘れ扉を開けると、そこには同じく嫌な予感を感じたらしい私(マルコさん)がいた。
A｢お前もかよい。｣
｢グララララ…赤髪だな。また来やがったらしい。｣
そう、強烈な覇気…シャンクスの気配だった。
まさしくこんな状況で鉢合わせたら一生揶揄われそうだ。
A｢オヤジ…何とかならねェかい？｣
マルコ｢流石にこのまま会いたくないわね。｣
｢部屋に閉じこもるか？アイツならすぐ見つけそうだがな。グララララ…。｣
A｢何とかやり過ごすしかねェか…。｣
｢Aは上手くやってるみてェだが、マルコは壊滅的に下手だな。Aはあんなどもったりしねェよ。それじゃすぐバレるな。｣
マルコ｢ふふ、マルコさんの真似なら任せて。｣
A｢ついおれって言っちまうんだよい…。｣
｢Aは男装してるから得意だろ。それとマルコ。おれ以外にも語尾をどうにかしねェと一発アウトだな。｣
A｢Aの真似なんか恥ずかしくて出来ねェよい！！｣
マルコ｢それってどういう意味よ。｣
父様は愉快そうにグラグラ笑っていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 185人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ルイ(プロフ) - さららさん» ありがとうごさいます！コメント嬉しいです！！頑張ります！ (2020年10月22日 19時) (
レス) id: a0dbe60605 (このIDを非表示/違反報告)
さらら - イゾウさん、大好きなんですよ!!頑張って下さい♪ (2020年10月22日 18時) (レス) id: ae27f7bbe2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雨音 | 作成日時：2020年10月2日 15時
