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イゾウと朝食へ向かうと、いつもより食堂が騒がしい事に気付く。
そういえばマルコさん、先に行ったんだっけ。
ゆっくり扉を開けると、私(マルコさん)が皆に囲まれていて、何やら怒っていた。
私が目の前で怒ってるのを見るのって不思議な気分。
そして私がおれとかよいって言ってる。
変なの。
A｢だから！Aと入れ替わっちまったんだよい！笑うなってんだい！｣
｢マルコ隊長…っ、Aちゃんそんな顔しないっすよ！ふっ…！｣
｢Aさんの声なのに…マルコ隊長って…ふふっ！｣
｢あれは明日死人が出るかもな。｣
マルコ｢ええ、間違いないわね。｣
1番隊の隊員達に囲まれたマルコさんは相当お怒りらしい。
私って怒るとあんな顔になってるのかな。
普段ほとんど怒らないと思うけど。
｢あ、マルコ隊長…じゃなかった、Aさん？｣
私(マルコさん)に気付いた1番隊の子がやってきた。
｢Aちゃん…って、あー！マルコ隊長が黒シャツ着てる！しかも前閉めてる！！珍しいもん見た！｣
気が付くとマルコさんの横に立たされていた。
こう見ると私って背が低いな。
場所を変えて甲板へ。
面白がって皆着いてきた。
A｢本当にどうにもならないのかよい？｣
マルコ｢どうにもならないの。巻き込んでしまって本当にごめんなさい。｣
A｢別に能力は同じだし不便はねェが…色々と面倒だよい。仕事もあるし…。｣
｢このまま過ごしちまえばいいじゃねェか。今日一日お嬢はマルコとして、マルコはお嬢として過ごしてみたらどうだ？｣
周りは皆、状況の面白さに笑っている。
そりゃああの1番隊隊長が女みたいに話していれば面白いだろうけど、笑いすぎじゃない？
そう考えるとイゾウの適応力には感服する。
｢グララララ！何やら面白い事になってるな。いいじゃねェか、そのまま過ごしちまえよ。｣
A｢オヤジ！笑い事じゃねェよい！｣
｢Aにオヤジと呼ばれるのは不思議な感じだな。｣
マルコ｢ふふ、父様はそれでいいの？｣
｢面白れェからそれでいいだろ。ま、能力も同じなんだし不便はねェだろ？今日を楽しめよ。こんな事そうあるもんじゃねェからな。｣
父様の一言でそれぞれの姿で私はマルコさんとして、マルコさんは私として過ごす事になった。
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ルイ(プロフ) - さららさん» ありがとうごさいます！コメント嬉しいです！！頑張ります！ (2020年10月22日 19時) (
レス) id: a0dbe60605 (このIDを非表示/違反報告)
さらら - イゾウさん、大好きなんですよ!!頑張って下さい♪ (2020年10月22日 18時) (レス) id: ae27f7bbe2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨音 | 作成日時：2020年10月2日 15時
