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｢仕事の話、してもいい？｣
｢ああ。報告か？｣
ようやく気が済んだらしいイゾウさんの咥える煙管に火を灯しながら報告する。
｢ええ。当主の能力が分かったわ。｣
｢…それを調べてたのか？｣
｢そうよ。それであんな事になっちゃった訳だけどね。ざまあないわね。｣
｢悪かったな、嫉妬しちまって。｣
｢ふふ、もういいわよ。それ程好いてくれてるんでしょう？｣
｢誰にも負ける気がしないな。渡す気も更々ねェよ。離す気もないがな。｣
｢えへ、嬉しいなあ。離れる気もないわよ。｣
おっといけない。話が逸れてしまった。
｢えっと…それで当主の能力なんだけど…ロックロックの実のロック自在人間だそうよ。拘束するには打って付けの能力ね。当主の意思が無ければ解除されないんですって。｣
｢なるほどな。厄介だが事前に知れたのはこっちに有利に働くだろう。良くやったな。｣
｢ふふ、ありがとう。また徹夜になりそうね。｣
｢おかげさまで作戦の立て直しだ。｣
｢付き合うわよ。二人の方が早いもの。｣
｢ありがとう。助かるよ。｣
話し合いは明け方まで続き、ほぼ寝れないまま朝を迎えた。
｢そういやあの大量の袋はなんなんだ？｣
｢カジノで大勝ちしたの。｣
｢…お嬢は強運の持ち主だな。｣
｢ふふ、当主からも相当勝ち取ってやったわ。ノー・リミットゲームだったの。｣
｢怖いもの知らずだな。負けたらどうするつもりだったんだ？｣
｢あら、私、賭け事は一度も負けた事無いのよ？｣
｢お嬢がいれば金には困らなそうだ。｣
｢ふふっ。当分遊んで暮らせるわねえ。｣
｢酒にも困らなねェな。｣
｢いくらでも買えるわね。｣
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ルイ(プロフ) - アイズさん» はじめまして！うわぁ...とても嬉しいお言葉ありがとうございます！！これからも頑張りますね！コメント嬉しいですありがとうございました！！ (2020年9月28日 8時) (
レス) id: a0dbe60605 (このIDを非表示/違反報告)
アイズ(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！3歳になったお話もほっこりしながら笑ってしまいました！更新楽しみにしています！ (2020年9月28日 3時) (レス) id: aae8577057 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨音 | 作成日時：2020年9月25日 12時
