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＿貴方side
微かな気配に気付き腕を翼に変え、上空を旋回していると遠くに軍艦を見つけた。
このままでは本船も巻き込む。
そう考え隊員達をスライさんに任せ、一人軍艦へ突っ込んだのが10分程前。
行けば大将が乗る軍艦だった。
｢あらら…こりゃまたいい女になったじゃないの…紅姫ちゃん。で、今夜ヒマ？｣
『口説くなっ！！』
こんな上司じゃ海兵さん達も大変そうね。
｢お久しぶりですね、青キジさん。｣
何回か交戦すれば顔見知りくらいにはなる。
｢あー…うん、きちんと挨拶出来る子って良いよね。おれ好きだなァ。｣
｢青キジさん、仕事してくださいよ！！｣
｢こんな美人前にして口説かねェ方が失礼だろ。なあ？｣
｢…何の用ですか？｣
｢無視かよ。おれ、傷付くよ？｣
ちらりと見ると海兵さん達も呆れたような表情を浮かべていた。
敵だけど流石に同情するわ。
こんな上司の下で働くの、私なら絶対嫌。
｢あー…仕事すんの嫌だなァ。こっちはたまたま通りかかっただけだってのに…。でもしないとセンゴクさんうるさいしなァ…。って事で大人しく捕まってくれない？｣
｢嫌です。ていうか本音漏れすぎでしょ…。｣
｢おれはアンタを気に入ってんだよ。だから戦いたくねェって言うかさ…おれの女にならない？｣
｢…絶対嫌です。｣
船縁に立ち、後ろに飛んで距離を取る。
高温の炎を身に纏い、飛んでくる弾丸をすり抜けつつ羽を飛ばして船に引火させる。
瞬時に凍らされたものの、帆を一つ燃やした。
｢やああっ！｣
覇気を纏わせ蹴りを入れるも腕で止められた。
後ろから斬り掛かる剣を素早く刀で受け跳ね返す。
もうキリがない。
暫く寝ずにいた身体は疲れ切って思うように動かない。
早く終わらせようと隊員達を宿に帰した後も調査をしてた無理が祟ったらしい。
｢"アイス
｢う…ぁっ！｣
完全に油断していた。
腹部に刺さった氷を溶かし一旦後ろに飛ぶも、次々飛んでくる氷と弾丸や剣に、疲労と出血で立っているのもやっとだった。
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ルイ(プロフ) - アイズさん» はじめまして！うわぁ...とても嬉しいお言葉ありがとうございます！！これからも頑張りますね！コメント嬉しいですありがとうございました！！ (2020年9月28日 8時) (
レス) id: a0dbe60605 (このIDを非表示/違反報告)
アイズ(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！3歳になったお話もほっこりしながら笑ってしまいました！更新楽しみにしています！ (2020年9月28日 3時) (レス) id: aae8577057 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨音 | 作成日時：2020年9月25日 12時
