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ビスタとはお茶を一緒に飲み、ラクヨウとはお昼寝、ハルタとは見張り台でお喋りを満喫した彼女は、今マルコと船内を見学…という名の探検中だ。
｢マルコおにいしゃま、ひろいね！！｣
｢迷子になるなよい。｣
｢ならないよーい！｣
マルコの口調が気に入ったようで、先程から語尾に｢よい｣を付けている彼女。
クルー達は少しヒヤヒヤしながらそれを見ていたが、マルコもなんだかんだ彼女が可愛いようで、微笑ましそうに、そして少し照れたように笑っていた。
｢マルコおにいしゃま！かくれんぼしよ！！｣
｢いいよい。ただし、この辺だけにしとけ。迷子になるよい。｣
｢分かってるよい！じゃあマルコおにいしゃまおにだよい！！｣
｢よいよい。｣
キャー！と笑いながら走っていく彼女をこっそり覇気で監視しながらマルコはゆっくり10まで数え探しに行った。
｢いじょうおにいしゃま、かくまってよい！！｣
隠れようとした先にはイゾウ達16番隊がいた。
マルコの口調を真似る彼女に僅かに眉を顰めたが、可愛い彼女のお願いを素直に聞き、羽織の中に隠してあげていた。
｢えへへ、いいにおいだよーい！Aのおうちと同じにおいがするよい！｣
よいよい言う彼女が面白くて可愛いと隊員達は笑いを堪えていた。
普段見れない無邪気な姿を皆が新鮮な気持ちで見ていた。
｢いじょう、おにいしゃ…ねむいよい…。｣
｢じゃあ部屋に行こうかお姫さん。｣
｢でもマルコおにいしゃま…しゃがしてりゅ、から…｣
｢おれから言っておくさ。今はお休み。｣
｢あり、がと…だいしゅき、よい。｣
ふにゃりと笑ってイゾウの腕の中で眠りに落ちた彼女に、皆が思わず笑顔になった。
いつ行こうかタイミングを計っていたマルコはその様子を見てイゾウに目配せし、自室へと戻って行った。
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ルイ(プロフ) - アイズさん» はじめまして！うわぁ...とても嬉しいお言葉ありがとうございます！！これからも頑張りますね！コメント嬉しいですありがとうございました！！ (2020年9月28日 8時) (
レス) id: a0dbe60605 (このIDを非表示/違反報告)
アイズ(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！3歳になったお話もほっこりしながら笑ってしまいました！更新楽しみにしています！ (2020年9月28日 3時) (レス) id: aae8577057 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨音 | 作成日時：2020年9月25日 12時
