163 ページ17
山ほどあるプレゼントは後で開封する事にして、空いていた倉庫にとりあえず運んでもらった。
隊員達が酔い潰れた頃には周りもほぼ酔い潰れていて寝ている人も多かった。
サッチさんが作ってくれたケーキを食べながらシャンパンを飲んでいると、隊長達が集まってきた。
｢主役がこんな隅で何してるんだ？｣
｢一人じゃ寂しいだろ。一緒に飲まないか？｣
ビスタさんやジョズさん、キングデューさん達だ。
普段彼等は早めに部屋に戻ってしまうからあまりゆっくり話した事が無かった。
｢もちろん。｣
｢じゃあ改めて乾杯でもしようか。｣
ビスタさんの掛け声でグラスを合わせる。
カツンと良い音が響き、シャンパンを飲み干した。
年上の方々の話は面白くて楽しかったから、物凄くお酒が進んだ。
｢お、Aも結構いけるクチだな？飲め飲め！｣
フォッサさんがどんどん注いでくれるので、周りには空瓶が増えていく。
暫くそれが続いて夜も更けてきて、彼等はそろそろお開きにしようか、と挨拶をかわして船室に戻って行った。
また一人になった訳だけど、いつも通り片付けを始めた。
足元が少しふらつくけど、たぶんまだ大丈夫。
少し酔ったらしい。
私は行儀悪いけれど買って余っている煙草を咥えながら片付けを続けた。
後にそれを後悔する事になるとは知る由もない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 191人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ルイ(プロフ) - アイズさん» はじめまして！うわぁ...とても嬉しいお言葉ありがとうございます！！これからも頑張りますね！コメント嬉しいですありがとうございました！！ (2020年9月28日 8時) (
レス) id: a0dbe60605 (このIDを非表示/違反報告)
アイズ(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！3歳になったお話もほっこりしながら笑ってしまいました！更新楽しみにしています！ (2020年9月28日 3時) (レス) id: aae8577057 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雨音 | 作成日時：2020年9月25日 12時
